大学入学共通テストが15日、全国の会場で始まった。兵庫県内では28大学38会場であり、昨年より436人少ない2万3410人が志願。新型コロナウイルスの「オミクロン株」が急拡大するなか、感染防止策が徹底された。

 約1400人が受験した神戸市東灘区の甲南大岡本キャンパスでは、感染・安全対策として学内への入り口を1カ所に絞り、受験生以外の入場を制限。試験室も昨年の1・5倍に増やし、定員の40%以下になるよう調整した。

 午前8時45分の開場前から入り口に約40人が列をつくり、参考書を手に最後の確認に集中した。受験生らは手指消毒と検温をしてから構内に入り、受験票で自分の教室を確認していた。

 国立大学の理系学部を目指して7科目を受験するという報徳学園高3年の男性(18)は「年明けからコロナの感染者が急増して驚いたが、ニュースは見ずに勉強に集中した。不安はあるが、気持ちを強く持って実力を出し切りたい」と表情を引き締めた。(古根川淳也)