J1神戸のDF高橋峻希(28)が9月のアウェー浦和戦の試合前にイニエスタ欠場を第三者に漏らした疑いで、神戸は12日、高橋による情報漏えいと認定し、謹慎1カ月の処分を下したと発表した。Jリーグも同日、高橋に始末書を求めるけん責処分を決定。選手の情報漏えいに対する制裁は2011年以来、2回目という。

 J1神戸などによると、浦和戦当日の9月23日午後2時すぎ、浦和ユース時代からの知人で、関東2部エリース東京の選手に無料通信アプリLINE(ライン)を通じてイニエスタ出場の有無を聞かれ「出ないよ!」と返信。その情報が会員制交流サイト(SNS)に投稿され、拡散したという。その後、投稿は削除された。

 高橋に不正の意図はなく、スポーツ振興くじ(サッカーくじ=愛称toto)の販売終了後でもあったが、クラブ側は日本サッカー協会選手契約書の禁止事項に抵触すると判断した。自宅謹慎を始めた9月24日から10月23日までの1カ月間の処分とし、SNSに詳しい講師を招いた勉強会の実施など再発防止策も発表した。

 高橋は処分を受け「社会人としての自覚の甘さが招いた行為であり、弁解の余地はありません」などとコメントした。

(有島弘記)