サッカーの天皇杯全日本選手権は22日、各地で3回戦が行われ、J1ヴィッセル神戸は山口市の維新みらいふスタジアムでJ2レノファ山口と対戦し、2−1で逆転し、4回戦に進出した。

 3大会ぶりの優勝を目指す神戸はリーグ戦から中3日ながら、元日本代表のFW武藤嘉紀やMF山口蛍ら主力を先発に並べた。前半2分、MF佐々木大樹のクロスを収めた武藤がゴール中央でシュートを放つが、GKに阻まれる。その後は思うように決定機をつくれず、相手にミドルシュートを浴びる場面もあった。

 0−0で折り返した後半開始から、神戸は日本代表FW大迫勇也、ロシア1部ロストフから加入したMF橋本拳人、DF大崎玲央の3人を一気に投入。それでもチャンスをつくったのは山口。後半17分にはゴール前に抜け出されたが、GK飯倉大樹のビッグセーブで難を逃れた。

 同28分には山口のMF池上丈二にミドルシュートを決められ、2回戦に続いて追いかける展開に。同39分に左右のクロスで揺さぶると、こぼれ球をDF初瀬亮がたたき込んで同点に持ち込む。さらに45分、左サイドを突破したMF汰木康也のクロスが逆サイドに流れ、DF酒井高徳が中に切り返してシュート。ボールは低い弾道でゴール左隅に吸い込まれ、土壇場で試合をひっくり返した。