欧州連合(EU)議会が内燃機関車の販売を2035年に終了することにし、欧州市場でEV(電気自動車)バッテリーシェア1位を走るLGエナジーソリューション、サムスンSDI、SKオンのK-バッテリー3社の恩恵が予想されるという分析だ。韓国メディア「エネルギー経済」が報じた。(写真:LGエナジーソリューション)
原文記事:https://www.ekn.kr/web/view.php?key=20220619010002629

19日業界によると、最近欧州議会は「域内国家で2035年までに内燃機関新車から排出する二酸化炭素全面削減」する案件を通過させた。事実上、内燃機関自動車の販売を禁止する内容で、昨年に発表された気候政策パッケージ「フィットフォー55(Fit For55)」目的で推進される。EUは各国と承認手続きに突入する計画だ。

欧州で完成車メーカーに対する炭素排出規制を強化し、電気自動車の販売台数は引き続き上昇している。市場調査会社のSNEリサーチによると、今年の欧州電気自動車の販売台数は前年比23%増の291万台に達する見通しだ。ロシアのウクライナ侵攻やサプライチェーンの混乱など、さまざまな悪材料の中でも成長を続けているわけだ。業界は欧州市場の電気自動車販売台数が2030年には1000万台を超えると見ている。

短期的には昨年から続いた車両向け半導体の品薄とサプライチェーン問題で生産に支障を来たしてきた欧州電気自動車市場に、今回の措置が成長動力として作用するだろうという期待が高い。特に、欧州現地にいち早く進出し、生産能力の拡大に力を入れている韓国バッテリー企業が恩恵を受ける見通しだ。

実際、韓国バッテリー企業は2017年に先制的な投資を行い、市場の大部分を確保した。EU内のバッテリー生産設備のうち、韓国企業が占める割合は64.2%だ。昨年の販売シェアは71.4%に達する。

LGエナジーソリューションとサムスンSDI、SKオンの3社とも現地に工場を運営している。

著者:コリアエレクトロニクス編集部