韓国政府が今年9月からスマートフォンに内蔵された「eSIM・内蔵型加入者識別モジュール」サービスを本格導入することにした中で、サムスン電子が下半期にフォルダブルフォン新製品である「Galaxy Z4」シリーズにこれを採用するものと見られる。スマートフォン1台で2つの番号を使えるようになるという。韓国メディア「BizFACT」が報じた。(写真:Galaxy Z Flip4予想イメージ=91モバイル)
原文記事:http://news.tf.co.kr/read/economy/1950872.htm

11日、業界によると、サムスン電子は最近、韓国内通信キャリアに「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」に対する仕様と国内発売日程などを共有し、このような事実を通知した。

eSIMはUSIMのように加入者情報を盛り込んだ認証モジュールで通信サービスを可能にするチップで、物理的に装着しなければならないユーシムとは異なりスマートフォンの中に内蔵されている。

eSIMは消費者に有利だというのが業界の説明だ。eSIMを単独で使用する場合、端末交換時に別途のUSIM購買費用を支払う必要がない。非対面・オンライン開通と通信会社間の移動も容易になる。特に、主にオンラインを通じて開通する格安フォン(MVNO)活性化に貢献するものと期待される。

通信費も削減できる。デュアルSIMの場合、日常用・業務用、国内用・海外用など各自の用途に合わせて安い料金制を使うことができる。互いに異なる2つの移動通信会社回線を使用することができ、1つの移動通信会社と1つの格安フォン回線、2つの格安フォン回線など多様な構成が可能だ。

2つの番号のために2台のスマートフォンを使用していたのを1台に減らすことができ、端末購入費用の削減も予想される。個人携帯電話を利用して商用網と5G(第5世代)特化網を同時に使用することができ、特化網中心企業間(B2B)サービス活性化も期待される。

これまで韓国内ではeSIMサービスを活用できなかった。eSIM導入時にUSIM販売減少と加入者当り平均売上(ARPU)下落、加入者離脱などを憂慮した通信会社がeSIM関連サービス商品を出さなかったためだ。このため、サムスン電子も海外で販売する製品だけにeSIM機能を搭載した。アップルは2018年に発売したiPhoneXSからeSIMを内蔵したが、国内では同じ理由で該当機能を使用できなかった。

サムスン電子は、国内で来月16日から1週間、第4世代フォルダブルフォンの事前予約を受け、同月26日、正式発売する計画だ。出庫価格は前作対比小幅引き下げあるいは凍結する方案が有力に議論されていると伝えられた。

著者:コリアエレクトロニクス編集部