サムスン電子が昨年、市場興行に成功したフォルダブルフォンのラインナップをGalaxy Aシリーズに拡大するだろうという見通しが提起され、今後の成り行きが注目される。韓国メディア「アジアタイムズ」が報じた。(写真:Galaxy Zflip3ビスポークエディション=サムスン電子)
原文記事:https://www.asiatime.co.kr/article/20220715500169

市場ではGalaxy Aフォルダブルが「Galaxy Z Flip」シリーズと類似したクラムシェル(貝殻)形態に約100万ウォン(約10万5千円)台の価格を策定されると見ている。大多数の販売台数を占める普及型Aシリーズの大衆性を活用し、フォルダブルフォンへの参入障壁を下げるという布石と解釈される。

16日、業界と外信によると、サムスン電子は普及型スマートフォンのラインナップであるGalaxy Aシリーズにフォルダブルフォンの追加を準備していることが分かった。この製品はGalaxy Z Flipシリーズと類似したクラムシェルの形になることが有力だ。Galaxy Aフォルダブルフォンは2024年までに800ドル(約105万ウォン、約11万1千円)未満の価格で発売される見通しだ。

この製品が発売されれば、これまでプレミアム機器の代名詞だったフォルダブルフォン市場の拡大と共に、新規購買需要の大挙流入が可能だろうという分析が出ている。また、Galaxy Aフォルダブルフォンは、従来のGalaxy Z FoldやZ Flipシリーズのハイエンド級性能に比べ、やや調整が行われることになる。サムスン電子はこれで、現在一桁に止まっているスマートフォンラインナップ内のフォルダブルフォンの割合を二桁に引き上げるという考えだ。

業界のスポットライトがGalaxy S、Galaxy Zシリーズに主にあてられるが、実際、グローバルスマートフォン市場でサムスン電子のシェアを支えている主力品目はAシリーズなど普及型モデルだ。市場調査会社のカウンターポイントリサーチの統計によると、今年4月のスマートフォンモデル別販売量順位でGalaxy S22ウルトラ・Galaxy A13・Galaxy A03コア・Galaxy A535Gなど4種のサムスン電子機器が10位内に入った。Galaxy S22ウルトラを除いた3種が全てGalaxy Aシリーズだった。

サムスン電子のGalaxy Aフォルダブルフォン開発は広範囲な需要を誇るAシリーズの大衆性とフォルダブルフォンデザインの「特別さ」を結合し、フォルダブルフォン市場「王座」を固めようとする戦略的選択と解説される。

サムスン電子は昨年、Galaxy Z Fold3を1799ドル(約238万ウォン、約25万円)、Galaxy Z Flip3を999ドル(約132万ウォン、約13万9千円)で発売した。当時、 Flip3を自社のフォルダブルフォン最初の1000ドル(約13万9千円)未満の価格を策定した意義もある。出庫価格800ドル(約11万1千円)未満を目標に準備中のGalaxy Aフォルダブルフォンが発売される場合、さらに多くの潜在顧客誘致誘引になるだろうという分析が出ている。

海外ITメディア「サムモバイル」のアドナン・パルキは「Galaxy Zの代わりにGalaxy Aフォルダブルフォンを買うのはGalaxy S22ウルトラの代わりにGalaxy A53を買うのと似ている。形は同じで仕様だけが違う」とし「ユーザーのほとんどはGalaxy A53性能に満足するため、フラッグシップモデルにより多くのお金を使う必要性を感じない」と述べた。

彼は続けて「仕様側面で妥協する代わりにGalaxy Aフォルダブルフォンを購入しGalaxy Z Flipのような『フォルダブルフォン経験』を感じることができれば購買者は『十分だ』と考えるだろう」とし「遠い距離で他人のスマートフォンを見てどんなチップセットが入るのか気になる人はいない」と付け加えた。

一方、サムスン電子は今年8月10日、「Galaxyアンパック」イベントを開き、次世代フォルダブルフォンGalaxy Z Fold4およびGalaxy Z Flip4を公開する。国内事前予約販売は同月16日、公式発売は26日に始まる。

著者:コリアエレクトロニクス編集部