サムスン電子の次世代フォルダブル(折り畳み)スマートフォン「Galaxy Z Fold4・Flip4」公開が一週間後に迫った中で、最近欧州市場でフォルダブルフォンの需要が高まっており関心が集まっている。特にスペインではサムスンフォルダブルフォン(Flip3)の販売が1年間で6倍増加するなどデザイン競争力が高い「Galaxy Z Flip」シリーズが人気を博している状況だ。韓国メディア「イーデイリー」が報じた。(写真:Galaxy Zfilp4デザイン=91モバイル)
原文記事:https://www.edaily.co.kr/news/read?newsId=03060246632423056

このような欧州内でのフォルダブルフォンの熱気は、サムスン電子の立場からも肯定的だ。今回発売する「Galaxy Z Fold4・Flip4」を通じて欧州内フォルダブルフォン市場立地をさらに確実にできるだけに、下半期現地攻略にもさらに力を入れるものと予測される。

1日、サムスン・スペイン、サムモバイルなどによると、今年上半期、スペイン内のサムスン電子のフォルダブルフォン「Galaxy Z Flip3」の販売台数は前年同期比6倍に増えた。同期間、サムスン電子のフォルダブルフォンの売上は600ユーロ(約80万ウォン)以上のGalaxyプレミアムフォンの売上のうち15.6%を占めた。これは前年同期の4.8%の割合に比べて3倍以上上昇した数値だ。

スペインなど欧州市場で人気のフォルダブルフォンは断然「Galaxy Z Flip3」だ。昨年12月基準でサムスン電子フォルダブルフォン生産分140万台のうち71%が「Galaxy Z Flip3」だった。欧州は「Galaxy Z Flip3」が最も多く売れた地域「トップ3」(韓国・欧州・米国)内に挙げられる。上下に折れるクラムシェル(貝殻)形式の差別的なデザイン、個性的な色や性能などが功を奏したものと分析される。

このようにサムスン電子フォルダブルフォンが欧州で少しずつ立地を固めている点はフォルダブルフォン大衆化戦略に「オールイン」しているサムスン電子としては肯定的な流れだ。現在、全世界のフォルダブルフォン市場シェアの約88%を占めているサムスン電子だが、今年に入って中国企業等が「Me Too(模倣)製品」で追撃に乗り出しているだけに確固たる市場掌握力が必要だ。

サムスン電子の立場では最近の肯定的な流れを次期作「Galaxy Z Fold4・Flip4」に継続することが重要な時点だ。サムスン電子は今月10日、米国で「アンパック」を通じて新製品を紹介する計画だ。サムスン電子は最近、グローバルインフレ、急激な原材料価格の上昇など原価負担が大きくなった状況でも、価格政策を多少保守的に樹立したという。

欧州内の価格はまだ確定していないが、「Galaxy Z Fold4」が1864ユーロ(約250万ウォン、約25万4千円)~1982ユーロ(約266万ウォン、約27万円)で前作より10万ウォン(約1万円)ほど高くなるものと予想される。「Galaxy Z Flip4」も1080ユーロ(約145万ウォン、約14万7千円)~1160ユーロ(約155万ウォン、約15万8千円)水準で、前作より約4万~10万ウォン(約4065円~約1万円)引き上げられる見通しだ。

サムスン電子は今年をフォルダブルフォン大衆化元年とし、欧州や北米などを中心にフォルダブルフォン1000万台時代を目標にしている。市場調査会社のディスプレイサプライチェーンコンサルティング(DSCC)によると、昨年はフォルダブルフォンの出荷量は798万台で、前年比254%増えた。今年は1578万台以上の出荷が予想されている。

サムスン電子のノ・テムンMX事業部長(社長)も最近寄稿文を通じて「一部少数消費者のためのフォルダブルフォンが急速に大勢に生まれ変わり、今は真の大衆化が近づいている」とし、自信を示した経緯がある。サムスン電子は今月10日、アンパックを控えてスペインマドリードカヤオ広場、イタリアミラノドゥオーモ広場など欧州内主要ランドマークに「Galaxy Z Fold4・Flip4」デジタル屋外広告に突入した状態だ。

業界関係者は「欧州で普及型フォンが多く売れるサムスン電子が高価フォルダブルフォンとして立地を固めることになればフォルダブルフォン市場拡大とプレミアムフォン比重拡大という二兎を捕まえることができる」とし「新しいフォームファクターに対する欧州内需要を今回の新作を通じて確実に確保しなければならない」と述べた。

著者:コリアエレクトロニクス編集部