すでに砂糖・小麦粉・建築資材など発注済み?

 米国政府放送局「ラジオ自由アジア(RFA)」は5日、停止中の国際列車を使った中朝貿易が8、9日に再開すると平安北道の貿易関係者の話として報じた。

 現時点では鉄道再開の情報は伝えられていない。

 RFAの記事は、北朝鮮国内、丹東駐在の北朝鮮関係者など複数の話として伝えている。

 北朝鮮が中国へ発注したものは、砂糖、小麦粉、鉄製品、建築資材などで、丹東駅へ運び込むドライバーの募集も始めた。運行する車両は、15両から17両編成となる見込み。

 さらに、丹東駅から運搬先は、新義州駅ではなく、義州空港近くに今年1月の貿易再開に合わせて設置された検疫施設へ直送するなどかなり詳細に伝えている。

 注目すべき点として、4月末、新型コロナウイルス感染拡大を理由に中断された陸路での中朝貿易と同時に海上貿易も中断されていたこと。その海上貿易は、北朝鮮からの強い要請で7月中旬から1部再開されたという情報だ。

 海上貿易は、中断前から変更がなければ、丹東がある遼寧省ではなく、山東省の龍口港と南浦港で行われていることになる。

 瀋陽で貿易業を営む朝鮮族を通して確認すると、「丹東の貿易再開の話は聞いていません」と否定した。

 「9月に再開すると聞いている中朝貿易が8月中に前倒しで再開される可能性はあります。コロナ後の貿易は国家貿易に近く、今はまだ、私たちのような個々の民間貿易会社は、輸出入の発注ができないので、貿易再開情報は、直前まで伝わってこないんですよ」

 1月の再開時も一報が伝わってから10日ほどで再開されたので、今月中旬に国際列車での中朝貿易が再開される可能性はある。

 中国には日本のようなお盆休みはなく、今週も平日扱いとなる。