養殖トラフグの深刻な赤潮被害に見舞われた長崎市の戸石地区で、小学校の卒業記念として地元産のトラフグが給食として提供されました。

長崎市の戸石小学校です。

10日の給食のメニューは、チキンカレーにサラダ、そしてトラフグの唐揚げです。

養殖業者 長野陽司さん
「実は養殖のトラフグが長崎県は日本一です」「そこで皆さんに、卒業の記念として今回、トラフグを食べてもらおうと思って持ってきました」

6年生への「トラフグ給食」は、地元の味を知ってほしいと今年で12回目で、10日は養殖業者から戸石小学校と橘小学校の児童167人に提供されました。

児童
「ちょっと塩気があってうまかったです」

児童は
「なんか、噛んだ時、歯に骨が当たって痛かった」

2023年、橘湾で発生した赤潮の影響で、戸石地区では2023年度の出荷量はゼロ、2024年度も最盛期の2割ほどと、深刻な被害を受けました。

親がトラフグ養殖している児童
「お父さんが育てた魚がおいしいです」「夏に赤潮が発生して、魚がたくさん亡くなった(死んだ)から」「(被害から復活して)たくさん売れてほしい」

6年生の卒業まであと8日、皆でトラフグを味わった給食も思い出の一つとなりそうです。