ついにフィナーレ!!1年前の事件の真相は?そして、最大のピンチが嶋田を襲う!

※以下ネタバレ注意

中学校に警察を常駐させる「スクールポリス制度」を通して、子どもたちをめぐるさまざまな社会問題を扱ってきた『青のSP』もついに最終回を迎えました。嶋田(藤原竜也)に最大のピンチが訪れます。1年前の事件の謎は明らかになるのか?スクールポリスの存在意義とは?挑戦的な問題提起を続けてきた『青のSP』は、どんなフィナーレを迎えたのでしょうか?

木島(高橋克実)を撃った岡部(遠藤雄弥)を警察は懸命に捜索しますが、足取りがつかめません。嶋田(藤原竜也)は、1年前の事件が表沙汰になりすべてを失った岡部が真っ先に復讐(ふくしゅう)する相手は、木島ではなく自分なのでは?と疑問を持ちます。裏があると踏んだ嶋田は、1年前の暴行未遂事件の被害者である尾崎(鈴木梨央)と涌井(米倉れいあ)とが、何らかの目的のために岡部を陥れたという推論を立て、涌井に「次は確実にお前たちが(岡部に)狙われる」と警告します。

香里(明日海りお)の死のきっかけとなった岡部の暴行未遂事件。香里の恋人だった嶋田は、SPに就任してからずっとこの事件を追ってきました。嶋田のSP就任以降、SNSでの誹謗(ひぼう)中傷、いじめ、貧困、毒親などさまざまな問題が起きた赤嶺中学校ですが、岡部が銃を持ったまま逃走したことにより「学校が襲撃されるかもしれない」という最悪の状況に陥ってしまいます。

嶋田に問い詰められ、学費のために岡部を陥れて慰謝料を払わせたと告白した尾崎と涌井。「夢があるのに、親の都合や価値観の違いで諦めなきゃいけないなんておかしいじゃない!」と開き直る尾崎を、嶋田は「自分たちさえよければ他人の人生どうでもいいのか?」と叱責(しっせき)します。事件前から、涌井は岡部にセクハラを受けていました。岡部にも間違いなく非があるだけに、彼女たちは大きな罪悪感を持つことなく計画を実行に移したのでしょう。しかし結果として、彼女たちの行動によって何人もの人間が傷つけられ、香里に至っては命まで落としてしまったのです。「香里はもう二度と戻ってこない」「人が死ぬっていうことは、そういうことなんだよ」という嶋田の言葉に、涌井と尾崎は初めて事の重大さに気付いて涙します。

『青のSP』では、毎回なんらかの事件が発生しました。事件を起こした生徒・教師・保護者の動機や事情はさまざまでしたが、特に生徒が起こした事件の多くは「こんなことになるとは思わなかった」という事態に発展していきました。軽い気持ちで始めたいじめが半グレを巻き込んだ暴力事件に、ほんの出来心が盗撮動画のネット流出に………中学生にとって学校は生活の大部分を占めていますが、実際は外の世界の方がずっと広くて、危険に満ちています。場合によっては、「子どもがしたこと」では済まないこともあるです。SPとして事件に立ち向かい続けた嶋田は、自分の行動に責任を持つことの大切さを生徒たちに教え続けていたのだと思います。

最後に、尾崎と涌井に向かって嶋田はこう言いました。「人は誰だって過ちを犯す。でもな、取り返しのつかないことなんてないんだよ。お前たちならちゃんとやり直せる」その表情には、生徒たちを信じ、守り抜こうとした元恋人・香里の信念が息づいている気がしました。

そして、最終回でも嶋田は大活躍!まずは、岡部に襲われ入院した木島を痛めつけて、秘密を吐かせようとするシーン。あえて傷口を押さえつける所業に、「傷口開いちゃってる!」「やりすぎでは?」とTwitter上に動揺が広がりました。いつもちょっとやりすぎちゃう嶋田の真骨頂でしたね。そして、クライマックスは教室に侵入した岡部との対決!命を賭して生徒たちを守り抜いた嶋田の姿に、「嶋田さんかっこよすぎる!」「熱演が最高」と、激しいアクションシーンと嶋田の優しさに心を撃ち抜かれた人が続出。最後まで嶋田の人気は衰えることがありませんでした。

何話にもわたって不穏な動きを見せ、強烈な印象を残した岡部昌浩を演じたのは遠藤雄弥さん。「ちゅらさん」(2001年)や「のだめカンタービレ」(2008年)「10の秘密」(2020年)など、数多くの映画・ドラマ・舞台で子役時代から活躍してきたべテランならではの迫力でした。また、毎回嶋田に助手のように使われていた中学生コンビ・真田一樹と三村翔子を演じたのは、中川翼さんと吉柳咲良さん。中川翼さんは多くの作品で子役として活躍し、過去には藤原竜也さんの幼少期を演じた経験もある注目株。また、吉柳咲良さんは第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン最年少グランプリに輝いた後、ミュージカル『ピーターパン』や映画『天気の子』などでも活躍している新星です。嶋田と関わることによって、どんどん変化し成長していく真田と三村を見るのが楽しみだった方も多いのでは?

そして忘れてはいけないのが、嶋田の元恋人・小川香里を演じた明日海りおさん。2019年に宝塚歌劇団を退団した元トップスターで、『青のSP』が初のドラマ出演になりました。事故のシーンからはじまり、少しずつ嶋田の回想でその人格が明らかになっていった香里。正義感の強い教師の顔も、嶋田の恋人としての表情も、とても魅力的でしたね。「まさに美男美女」「お似合いすぎる」と、嶋田と香里のカップルを絶賛する声がTwitterに溢れました。

さて、「学校内警察(スクールポリス)」という架空の設定によって、現実にある社会問題を切り取った『青のSP』はとても挑戦的なドラマでした。結局、スクールポリスは必要なのでしょうか?不必要なのでしょうか?その答えは、嶋田と共に過ごすことによって大きく成長した浅村(真木よう子)の言葉にありました。

「学校とは本来、生徒たちがのびのびと学べる場所であり、なにか間違ったことをしたらそれは間違いなんだと教師が教え、叱るべきときは叱り、守るべきときは守り……学校というのは、本来そういう姿なんじゃないでしょうか。人を疑い排除するスクールポリスは、学校という場所には必要ありません。私たちは、スクールポリスが必要のない学校をつくっていきたい」

生徒と教師が確かな信頼関係で結ばれ、「守られている」という安心感の中で子どもたちが学べる環境であれば、スクールポリスは必要ないはずです。ときにやりすぎてしまいながらも、身をていして子どもたちを守った嶋田の姿は、赤嶺中学校の教師にも生徒にも大きな影響を与えたはず。「公平な目で正しいことと間違っていることをしっかりと教え、決して見放すことなく最後まで守り抜く」という嶋田の姿勢は、私たちに多くのことを気づかせてくれました。

早くも「三枝(山田裕貴)のスピンオフが見たい!」「続編希望!」と早くも“スクポリロス”の声が上がっている『青のSP』。最終回を見逃している方も、もう1度見たい方も、3月23日(火)夜9時まではカンテレドーガやTverで最終話を無料配信しているので、このチャンスをお見逃しなく!

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カンテレ宣伝チーム