9月17日(土)・18日(日)に大阪・梅田で開催されるお笑いライブ『TOKYO GEININ COLLECTION(東京芸人コレクション)』に出演するモグライダーが、大阪市内で、ライブ出演への意気込みとネタにまつわる“ディープ”な話を語ってくれました。

『TOKYO GEININ COLLECTION(東京芸人コレクション)』は、テレビ局が主催ながら、あえて“地上波放送ではできない尺とネタ内容”を楽しんでもらうために考えられたお笑いライブで、東京のお笑い界を代表する人気芸人が大阪・梅田に集結し、“本気の勝負ネタ”を披露します。モグライダーの他にはナイツ、三四郎、かが屋、そして吉住の計5組の出演が決まっています。
カンテレTIMESでは、モグライダーのコメントを完全リポートでお届けします。


◆ 『M-1グランプ2021』で初の決勝進出を果たし、『さそり座の女』のネタでトップバッターとしては歴代最高得点(637点)をたたき出し、一気にブレイク。活動拠点は東京だが、最近では大阪でのライブ出演も増えているものの、芝にとって“大阪”は“苦い思い出の地”だそうで―。



(芝) 2014年の『THE MANZAI』に、サーキット形式の地方予選があったんです。その1つが大阪で、NGKでやらせてもらったんですけど、あんな大きな劇場でやったのは初めてで、ネタがうまくできなくて…。めちゃくちゃウケなかったんですよ! で、東京組は最終(の新幹線)で帰る予定が、『なんか帰りたくないな』ってなって、エンディングまで変に居座って(笑)。エンディングもスベって迷惑だけかけて帰った記憶があって…。“大阪”と言えばそのイメージなので、今回はそれを払しょくできたら!

(ともしげ) その当時は僕も裸足で、ネタ中に大声で叫んだりしてましたので…。かなり尖っていました。
今はネタ終わりにお辞儀もできるようになりましたし、成長しましたね!

(芝) 最低限できるようになりました。(笑)



◆一方のともしげにも、“大阪”という場所には思い出が!

(ともしげ) 最近、僕たちの母校が甲子園出場を決めたんですよ。だから僕たちも母校の高校球児たちに負けないように関西で頑張りたいなっていうのと、一番尊敬する芸人さんがアンタッチャブルさんなんですけど、『M-1グランプリ2004』の準決勝が大阪で、そこで1位通過したんですよ。それがきっかけで、“本当に面白い人は場所を選ばない”と思うようになって、今回のライブを“場所を選ばずにウケるネタをする”ための練習にしたいなと思ってます! ついつい『お客さんが悪い』って言っちゃいそうになるんですけど…。

(芝) 俺は思わないよ! 大阪が悪いなんて思ったことないよ!

(ともしげ) 自分に言い訳をしないように頑張りたいってことです!

(芝) 今の発言聞いたら…ねぇ?(笑)

(ともしげ) 昔はそう思うこともあったかもしれないじゃない!

(芝) いや〜、僕は思わないな〜(笑)

(ともしげ) 『食べ物が違うからかな?』とか『うどんが辛かったり(?)、甘かったり(?)するからかな?』とか思うじゃない!

(芝) ・・・・・。

(ともしげ) とにかく、みんな同じ日本人だし、人間だから! 笑ってもらえるんじゃないかと思ってる! そういうチャレンジをするライブです!

◆テレビの出演本数は今年に入り100本以上、『2022年上半期ブレイクタレントランキング』(テレビモニター)では3位にランクインするなど、“売れっ子芸人”の仲間入りを果たしたモグライダー。知名度があがったことで、ネタの“手ごたえ”にも変化が出たという。



(芝) この半年でキャラを知ってもらえたので、ネタは、やりやすくなった感じがしますね。
今までは、ネタ時間が3分なら3分の間で自己紹介もうっすら兼ねながらネタをしていて、むしろそこばかりに気を取られていたところがありました。知ってもらえた分、まず自己紹介をしないと笑ってもらえないという不安は減ったかも。もともと、すごい構成のすごいからくりのネタではないから。むしろ“ゲームコーナー”をやっているみたいな(笑)。なので、僕らは知られれば知られるほど得だなと思っています。

◆モグライダーの漫才と言えば、ともしげの“チャレンジ”に芝が即興でツッコんでいくスタイルが定番。同じネタでもチャレンジの結果は毎回違うし、それに対するツッコミも毎回違う。ある意味で、その時その場で見たネタが“唯一無二のネタ”となるのが魅力の漫才だ。でも、“チャレンジ”が成功してしまえば、ツッコミの出番はないし、ネタは完成しないのでは?

(芝) 正解したパターンも考えていますよ。それはそれで、すごいことなので!

(ともしげ) やってることは僕の“夢”なので、本来失敗する前提じゃないんです。僕がやりたいことをやるネタなので、全力でやるしかない。1ミリも失敗するつもりはありません(笑)。そもそも、わざとミスしたり、わざと成功したりすればお客さんって分かるんですよ。冷めちゃう。なので正々堂々と、ルールを守って、夢をかなえられるかどうか! 夢をつかみたいんですよ! 高校球児のように!



◆ということは、“ネタ”をしているわけではない…?

(ともしげ) ネタじゃないんです!あれは僕の夢、“ドリーム”なんですよ!

(芝) だから成功したら嬉しいし、みんな喜んでくれる。芸人のネタって普通ふざけないといけないけど、僕らのネタは真面目にやった結果どうなるのか?っていう珍しいタイプ。

(ともしげ) そうなんです。だから失敗したらスナックをもらって帰る。高校球児が土を集めて甲子園から帰るように…。青春ですね。そういうことです!

(芝) 高校球児からしたら迷惑だろ! 一緒にするなよ!




◆『TOKYO GEININ COLLECTION(東京芸人コレクション)』は、テレビでは見られない“本気のネタ”を披露するお笑いライブ。モグライダーにとっての“本気ネタ”とは?

(芝) 今回は内容も尺も無制限ということで…いつも以上に手加減なしに決めずに、その場で起きたことを時間を気にせず思いっきりやりたいと思います。テレビでは使えないなってセリフも飛び出すかも(笑)。とにかくやり出したら長いって昔から言われてるんですよ。ともしげができるかできないか、できなかったらできるまで粘る。平気で15分ぐらいいっちゃうんです。テレビのネタ番組はできるだけ急いでいるけど、いい舞台でできるので、もしかしたら記録作るぐらい長くなっちゃうかも!? 終わらないってぐらい、のびのびやらせてもらえたら!

(ともしげ) 僕はやめ方を決められないので。成功してきれいに終わるまで続くんですけど、ちゃんとできない。まあ、アルバイトもちゃんとできないからこういう仕事をしているんですけど…。

(芝) アルバイトは時間がきたら上がれるけど、うちはタイムカードがないからな(笑)

(ともしげ) ウケたらウケたで調子のって長くなるし、ウケなかったら挽回しようとして長くなる。メンタル的には8年前に『THE MANZAI』でスベッた時と同じ(笑)。悪い癖ですね。



◆ネタ以外にも、今回のライブではMCも担当するモグライダー。“MCモグライダー”と聞くとあまりピンとこない人が世間的には多いと思うが、実は東京のライブシーンで“MCモグライダー”は存在感を放っているそうで―

(芝) MCは東京のお笑いライブではめちゃくちゃやってる!

(ともしげ) 芝くんは東京のMC王です!僕がたまについてくるけど、“ギャラ泥棒”って言われる。特に何もしないので…。

(芝) マスコット的なね(笑)! 司会だけのライブがあるときは、ともしげさんの置き場がね…。

(ともしげ) 若手が増えてきたから、先輩の僕が絡みにいくと、めんどくさいことになるじゃない! だから黙って動きだけで表現する、しゃべらないマスコットみたいな感じに。で、『ギャラ折半はおかしいだろ!』って言われる(笑)

(芝) もらいはするのね(笑)

(ともしげ) ゆくゆくは冠番組を持ちたいんです! そういうステップアップのために立ち位置を把握していきたいなと。“ギャラ泥棒”と言われないように頑張りたいです!



◆モグライダーのほかにはナイツ、三四郎、かが屋、吉住ら、東京を代表する人気芸人が出演!“モグライダー”から見て、それぞれの芸人たちはどんな芸人?

(芝) ナイツさんは『漫才師と言えば?』って聞いて、一発目に『ナイツ』って答える人も多いぐらい、漫才師として地位を築いている。同じ事務所の後輩なので、次元の違う漫才を近くで見させてもらってます。

(ともしげ) 腕だけで稼いでますよね。

(芝) ネタ合わせをしているところを見たことないです! お互いどうにでもなると思ってて、いざネタが始まるとめちゃくちゃ面白いし、一番ウケている。ある種の理想形ですよね。でも、テレビで見るのと違って、実際の塙さんって…ちょっとおかしい(笑)。漫才衣装がスーツでちゃんとしているように見えるけど、めちゃくちゃアナーキー(笑)


(ともしげ) ついこの前、劇団員を連れて『キングオブコント』に出て、1回戦で落ちたり…。常に新しいことをしたい人!

(芝) 土屋さんはミステリアスですね。

(ともしげ) 最近はとにかくサウナにはまってて、ライブとライブの間が45分しかないのにサウナに行ってる!

(芝) 三四郎はもう10何年も前から一緒に切磋琢磨してきた芸人ですね。

(ともしげ) 僕の同期で、先に売れて、ずっと売れてくれてたから、僕たちを引き上げてくれたところもある。

(芝) 東京芸人の中では“ライブが面白い芸人”って認識で、でもネタ番組に出ているイメージがないから、テレビでしか三四郎を見たことがない人は絶対ライブで楽しめると思う。意外と『相田の方がグイグイくるんだ!?』っていう発見も(笑)

(ともしげ) こみちゃん(小宮)とはお互い新婚だから、『女性関係は気をつけようね!』って言ってます。危ない女の子はライブに来ないで!

(芝) かが屋は『天才っているんだな』って思う2人。僕らの発想の外にあるコント。

(ともしげ) ボケのない、“東京っぽい”コントですよね。雰囲気で匂わせたり、切ない感情になったり、言葉をあまり発しないで、顔だけで(笑わせる)とか。

(芝) クスクスってなるだけじゃなくて、爆笑もめっちゃ起きる!後輩ながら憧れますね。吉住は全部のネタが面白い!面白くなかったことがない!

(ともしげ) 演技上手! コントが好きすぎるんですよね。ライブの休憩中もずっとコントを考えている!

(芝) あと私服がおしゃれです。意外と吉住の私服を気にして見ている男芸人は多いです(笑)。芸風もかっこいいし!

(ともしげ) 彼氏はいないって言ってました!



◆最後に、このライブを楽しみにしている人へメッセージを!

(芝)僕らの“本気”って、その時でしか見られない動きとかハプニングに詰まっていると思う。それが全部見れます!
ネタが一番ウケた時って、舞台で何言ったか覚えていないときだったりするので、その感じを思いっきりだせたら。
メンツも豪華だし、お祭り感もあって、そういう時割と調子いいので、期待して観にきてください!


(ともしげ) 知っている人が東京からごっそり大阪にっていうのは、なかなかないこと。東京の感じを“テイクアウト”できたら! いい感じの状態を、冷めないアツアツの感じを楽しんでもらいたいです! 生を味わってほしいです!

(芝) アツアツだったり、生だったり…合ってる? その食い物、気持ち悪いな(笑)!



『TOKYO GEININ COLLECTION(東京芸人コレクション)』は9月17日(土)・9月18日(日)に大阪工業大学・常翔ホール(大阪市北区茶屋町)で1日2回の計4回公演。9月17日(土)の13時公演は『モグライダーと仲間たち』と題し、ウエストランドや真空ジェシカ、カナメストーン、赤もみじ、ひつじねいりなど、普段からモグライダーと親交の深い芸人たちによるスピンオフ公演が開催される。チケットは7月31日(日)から発売。テレビでは見ることができない、東京芸人たちの“本気ネタ”を楽しみに、是非劇場へ!



『TOKYO GEININ COLLECTION(東京芸人コレクション)』 公演概要
出演 ナイツ、三四郎、モグライダー、かが屋、吉住、ウエストランド、真空ジェシカ、カナメストーン、
赤もみじ、ひつじねいり(※ウエストランド以下は9/17(土)13:00公演のみ出演
企画・主催 関西テレビ放送
制作協力 SMS ファイブループス マセキ芸能社
公演日程 2022年9月17日(土)〜18日(日)全4回公演
『TOKYO GEININ COLLECTION(東京芸人コレクション)スピンオフ
〜モグライダーと仲間たち〜』公演

2022年9月17日(土)13:00公演 

『TOKYO GEININ COLLECTION(東京芸人コレクション)』
2022年9月17日(土)18:00公演、9/18日(日)12:00公演・17:00公演

イベントの詳細はこちら→https://www.ktv.jp/event/tgc/