Sexy Zoneの中島健人と、小芝風花がダブル主演を務める『彼女はキレイだった』の第4話が放送された。

金メダルラッシュに日本中が沸く中、今回も放送時間内にTwitterのトレンド入りを果たし、ファンの熱狂ぶりに注目が集まっていたが…いや、もう、そりゃあそうに決まってるよ。こんな幸せな気持ちにしてくれる #かのきれ にも金メダルを与えたい。

毎度同じことを言っている気もするが、4話は本当に最高だった。中でも、今回のメインとなる愛(小芝風花) と宗介(中島健人) が2人で回る出張シーンは「最高」が更新され続け、幸せな気持ちを過剰摂取した気分だ。

美しいロケーションの中、徐々に心を開いていく宗介、ピンチな状況もとびっきりの笑顔で乗り切る愛。出張というよりも、もう1泊2日のデートに見えたよ…。はぁ…なんて美しい情景なんだ…。

2人が笑い合う顔を見ていたら、もはや初恋バイアスがなくとも、ゆくゆくは両思いなる運命なんじゃないか…って想像してしまうくらいだ。

もちろん2人が初恋を大切にしているからこそ、距離が縮まったともいえる。

特に手紙の魅力を語るシーン。普段、デジタルの恩恵を受けまくっている“タブレット男”宗介が「もらった側は書いた人の温度を感じられる」と話したのは、孤独を感じていたアメリカでの暮らしの中で、愛からの手紙が心の支えだったからこそ生まれた反応だ。そして、愛が宗介の笑顔を見て再び恋に落ちたように見えたのも、幼少期から宗介の笑顔がたまらなく大切だったからだろう。初恋って、いいな…。

ところで、2人の姿とSexy Zoneが歌う番組の主題歌 「夏のハイドレンジア」がめちゃくちゃマッチしているなと感じたのは、私だけだろうか。

特に愛が星空を見上げて「明日はいい天気になりますね」と話した愛に、宗介が「昔、同じことを言っていた子がいた」と話したシーン。歌詞の通り、宗介にとって初恋の愛は「どんなときも輝くヒロインなんだ」ろうなと強く感じたし、きっと「晴れ渡るフィナーレへと手を引いて連れて」いきたい相手なんだろう。

そんな風に愛を大事に思う宗介にとって、初恋の愛は目の前にいる“総務部”愛ではなく、愛のふりをしている梨沙(佐久間由衣)だというのは、なんとも切ない。

SNSでは、オープニングでの距離が徐々に近づいていると話題になっている宗介と愛。これからどうなっていくのか、早く来週になってほしい。

また、完璧ではない、少し天然な宗介を多く見ることができたのもよかった。

ダンボールと大きな紙袋を持つ愛を障害物から守る姿は、宗介演じる中島健人が大好きなスパイダーマンのようでほほ笑ましかった。

その一方で、あれだけアクロバティックな守りを見せる以上に、“総務部”愛に優しくすることが上手にできない宗介は、どこまで恋愛下手なのだろう。愛に買ってきたジュースを「ん!」と差し出す姿は、SNSで某名作アニメの登場人物に例えられたり、「好きな人に優しくできない小学生男子みたい」と笑いを誘っていた。

さらに、風邪薬を買ってきたのになかなか差し出せない姿に、誰も見ていないのを確認して机に玉ねぎをまるごとじか置き!「宗介…あなた本当にハイスペ男子なの?」と疑ってしまうほど、うぶでいとおしい。

個人的には、副編集長でいるときよりも、“総務部”愛の前で初恋をふと思い出すときの声の出し方がツボだ。緊張がとけて責任から解放された素の宗介の声の出し方が、とても良い。前も言ったが、シンプルに声が良い。いや〜…今週もたくさんのときめきをありがとうございました(!)

今更ながら、このドラマ、見ていてハッピーになれるのは、宗介と愛はもちろん、梨沙、樋口(赤楚衛二)、MOST編集部…出てくる人が「当たり前にみんながいいひとだから」なことに気づいた。

ドロドロ展開なドラマだとしたら、愛の留守中にジグソーパズルを発見した梨沙は“悪役”ターンしかねないし、宗介が愛を好意的に思う姿を目の当たりにした樋口は玉ねぎを隠していたかもしれない。

しかし、そうはしない。自分の気持ちよりも、自分にとって大切な人の幸せを優先して行動する。そんな心の美しさが、荒んだ心を癒してくれる。

かのきれの魅力は、恋愛的なキュンだけではなく、人間的なハートフルにもあるんじゃないか、そう感じた4話であった。

 

文:於ありさ

 

ドラマ『彼女はキレイだった』はカンテレ・フジテレビ系にて毎週火曜よる9時より放送中(※8/3は放送休止。第5話は8/10放送です)

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