日本の競馬界に「三冠」という体系ができて約80年。その歴史上初めてとなる「三冠」と「牝馬三冠」の同時達成という“奇跡”が起きようとしている。そんな“奇跡”に挑むサラブレッドとホースマンの知られざる闘いに迫るスポーツドキュメンタリー番組『三冠 奇跡に挑む者たち』が10月17日(土)午後4時30分から放送される。 

同じ年に生まれたサラブレッドが世代最強を決めるために戦う3つのGⅠレース“皐月賞”“日本ダービー”“菊花賞”、牝馬は“桜花賞”“オークス”“秋華賞”。その3つのレースを同じ馬がすべて制する『三冠』。その三冠を達成した馬はこれまで7頭、牝馬では5頭いるが、同じ年に達成されたことは一度もない。菊花賞で三冠に挑むのは、“日本近代競馬の結晶”とうたわれたディープインパクトを父に持つコントレイル。最強のDNAを宿す才能は父以来となる史上3頭目の無敗での三冠制覇に挑む。そんな偉業に挑む騎手25年目を迎えた福永祐一と矢作芳人調教師を始めチームスタッフたちの日々に密着する。

一方、秋華賞で史上初となる無敗の牝馬三冠に挑むのはデアリングタクト。家族経営の小さな牧場に生まれ、0歳の時のセリでは誰も買い手がつかなかった“日の当たらない”存在。そんな中でも才能を信じ続け、奇跡の“シンデレラストーリー”を実現させた知られざるホースマンたちのドラマを伝える。

 ナビゲーターは吉本新喜劇座長・小籔千豊、ナレーターは長濱ねる、ともにスポーツドキュメンタリー初挑戦の2人。

収録後、小籔は開口一番「デアリングタクト応援したくなりました」と、苦労人らしく買い手がつかなかったデアリングタクトの才能を開花させたホースマンたちの苦労に思いをはせた。一方これまで競馬になじみのなかった長濱は「知らない世界だったので、こうやって知ることが出来て本当によかったと思います。馬と人の物語というのか、絆とか努力とか、それだけじゃない血統とか、競馬ならではの物語が見れました」と話し、スポーツドキュメンタリーのナレーター初挑戦については「ナレーターという仕事に興味があって楽しみにしてきたんですけど、やっぱり難しかったですね。普段聞いているナレーションの方とぜんぜん違って、イントネーションとか滑舌とかそれだけじゃなくてその映像をいかに人に伝えられるかなど、まだまだ未熟でしたが、レベルアップしてまた挑戦したいです」と謙虚な言葉を口にした。

 

またコントレイルの福永祐一騎手の葛藤の人生について、小籔は「初めての日本ダービーのとき雰囲気にのまれたというふうにおっしゃっていたので、ああいう天才も僕らと近い考え方というか、失敗みたいなのもあると知って、(僕自身も)ちょっとでも努力せなあかんなと思いましたし、そういう努力をされてこられた福永さんは偉大やと思いました」と、福永騎手がずっと歴史的名馬(スターホース)に

巡り会いたいと思っていたことについては「なかなかこれは運と巡り合わせのものなのだと。僕も本当に振り返ったらいろんなめぐりあわせとか出会いで、たくさんラッキーをいただいていますので、そういうのをあらためて大切にせなあかんなと思いました。こういうスターホースと出会うことはないですけど、池乃めだかさんや鶴瓶さん、ダウンタウンさんなど、いろんな方々と出会わせてもらってるのは縁ですよね」と感想を述べた。

長濱は福永騎手が2013年の日本ダービーで惜敗した後のコメントが印象に残ったようで「福永さんが“ごめんね。自分のせいだ”みたいなことおっしゃっていたところがすごく胸に来て、それぞれの方がそれぞれ愛情を持ってやっていて、でも優勝できるのは一頭しかいないと思うと、すごく熱くって心にくるものがありました」と、さらにこれまで知らなかった競馬の世界に触れ「アイドルをしていたときは頑張る姿勢だったりその過程を応援していただいていることが多かったので、競馬は過程よりも結果で評価される世界で、それを間近で触れさせていただいて、自分もなにか作ることとか、話すこととか書くこととか自分ならではの仕事をしたいし頑張りたいなと思いました」と思いを述べた。

 

ちなみに独自の競馬予想理論で知られる小籔に、秋華賞と菊花賞の馬券購入について聞くと「わりと本命を外すタイプなんですけど、こういう裏側を知ったのでリスペクトをこめて、(コントレイルもデアリングタクトも)どちらもしっかりと1着固定でいかせていただきます」と明らかにした。

 

最後に見どころを聞くと、長濱は「レースを見るだけじゃ分からない、ひとつひとつの人とのつながりであったり裏側が見れて、私みたいに今まで(競馬に)触れてこなかった若い世代の方にも、すごく刺さる物語なんじゃないかと思うので、同世代の人にも興味を持ってもらうきっかけになったらうれしいです。競馬ファンの方にも馬と人とのすごくあったかい物語なので伝わるといいなと思います」と、小籔は「一口に競馬と言いますけど、たくさんの人の想いと苦労があって、その出来上がった状態のものを僕らが味あわせてもらってるという、ついついそういう感謝の気持ちを忘れがちなのですが、改めてこの番組を観て競馬だけじゃなくいろんなことにありがたいと思うきっかけになりました」と話した。

 その他、関西テレビでは菊花賞で三冠に挑戦するコントレイルと秋華賞で牝馬三冠に挑戦するデアリングタクトのパドックからレースに至るまでの動きを密着カメラで生配信する。配信時間は10月18日(日)、25日(日)いずれも午後2時55分頃〜午後3時50分頃を予定。配信チャンネルは、YouTube「はみだし競馬BEAT」とTwitter「カンテレ競馬」を予定している。詳しくは競馬BEATホームページ(https://www.ktv.jp/keiba/)をご覧ください。

  ・YouTube「はみだし競馬BEAT」

  ・Twitter「カンテレ競馬」(@umanchu2017)

『三冠 奇跡に挑む者たち』

10月17日(土)午後4時30分〜5時30分 ※関西ローカル

【出演者】ナビゲーター・小籔千豊×ナレーター・長濱ねる