熊本県山都町菅尾の歌瀬キャンプ場近くの国道沿いの約700平方メートルの畑で、ハナショウブが白や紫色の花を咲かせている。地元に移り住んだ夫婦らが2月に初めて約400株を植えた。見頃は今週いっぱいまで。

 夫婦は、茨城県つくば市から2011年4月に移住した山崎典義さん(70)たか子さん(68)と、横浜市から昨年12月移住した田崎正光さん(69)ひとみさん(66)。両夫婦とも「住環境にひかれた」という。

 同キャンプ場取締役の興梠富美夫さん(66)が「住民の目を楽しませよう」と呼び掛けた。両夫婦はハナショウブの株を植えた後も、草を取ったり、肥料を与えたりして世話を続けている。今では膝の高さまで成長した。

 観賞できる遊歩道のほか、駐車スペースも設けた。今後はコスモスの栽培などにも励み、一帯を花であふれる場所にしたいという。「花は心の栄養。多くの人に来てほしい」と両夫婦。興梠さんも「心が和む場所になれば」と期待している。(臼杵大介)