熊本市は、熊本地震で大きな被害が出た熊本城の立ち入り禁止区域に、被災状況や復旧工事の様子を映し出すカメラ7台を設置した。5日からライブ映像を近くの歴史文化体験施設「湧々座」特設コーナーで公開する。

 三つの55インチ液晶画面に天守閣や飯田丸五階櫓[やぐら]、宇土櫓などが映し出される。タブレット端末を操作すると、カメラの向きを自由に動かせる。カメラは市役所屋上にも設置され、城全体を俯瞰[ふかん]した映像が楽しめる。

 市が「熊本城潜入大作戦」と題し、夏休みに合わせて準備していた。設置費は約1千万円。

 市観光政策課は「ライブ映像を、市中心街の大型ビジョンに映すことも検討している。観光客や帰省客に楽しんでほしい」と話している。

 利用時間は午前9時〜午後5時半。12月29〜31日を除き利用可。湧々座の入場料(大人300円)が必要。湧々座TEL096(288)5600。(高橋俊啓)