南関町の夏祭り「ぎおんさん」が5日、町中心部の関町商店街一帯であった。大蛇をかたどった伝統の山車「大蛇山」が、豪快に口から花火を吹きながら練り歩いた。

 無病息災を祈願する八劔[やつるぎ]神社の祭りで、町商工会南関支部や「なんかん大蛇山振興会八劔会」などでつくる実行委員会が主催。大蛇山(全長約15メートル、高さ約5メートル)は、同会が竹の骨組みに紙を貼り付けて4カ月かけて作製した。

 子どもらが乗り込んだ大蛇山は昼と夜に計約7キロを巡行。太鼓と鐘を打ち鳴らし、「サッサー」と声を張り上げて盛り立てた。大蛇の口の中に赤ちゃんを入れて健康を願う「かませ」もあり、大勢の家族連れでにぎわった。(前田晃志)