八代市立博物館未来の森ミュージアムは5日、小学生が古代の銅鏡や銅銭を鋳造する体験教室を開いた。

 同館は、八代市内の国・県・市指定文化財を紹介する展覧会「探してみよう! やつしろの宝もの」を開いており、子どもたちに展示品に親しんでもらおうと企画した。

 親子連れ9組18人が参加し、約2千年前の三角縁神獣鏡などの銅鏡3種類と、日本最古の銅銭「富本銭[ふほんせん]」「和同開珎」を作った。学芸員が銅鏡の使い方や歴史を、劇を交えて説明した後、参加者たちは約140度の熱で溶かした合金を型に流し込んでいった。

 太田郷小1年の安田ひばりさんは「簡単で楽しかった。作った銅鏡はヘアゴムやネックレスにもいいかも」と笑顔。母親の妙子さん(38)は「体験を通すと、自然と学ぶことができる。楽しそうで良かった」と話した。

 展覧会は展示物を入れ替えて、8日から新たに戦国時代〜安土桃山時代の茶人・千利休の人生最後の手紙を公開する。(中村悠)