南阿蘇村のシンボルとして「ブルー・ビー」の愛称で親しまれるルリモンハナバチが、同村河陽の葉祥明阿蘇高原絵本美術館で舞い始めた。幸せを呼ぶとされ、観光客らが見物に訪れている。

 体長1・5センチほどのミツバチの仲間。同美術館は15年ほど前から、ハチが花蜜を好むバジルを庭に植えており、今年も数匹が飛来している。来館者は、飛び交う数種のハチの中から、鮮やかな青と黒のしま模様のブルー・ビーを見つけては写真に収めていた。

 同美術館は昨年の熊本地震で被災し、再開から丸1年となる。葉山祥鼎[しょうてい]館長(68)は「地震にも負けず今年も訪れてくれた。南阿蘇の自然の力強さや美しさの象徴だ」と喜んでいる。

 ブルー・ビーは晴れた日に多く飛ぶ。今後さらに増え、9月中旬まで見ることができるという。(堀江利雅)