熊本地震で被災した熊本県益城町の子どもたちが地震や火山の仕組みを学ぶ「地震火山こどもサマースクール」が9日、同町で始まった。10日まで。

 サマースクールは、日本地震学会と日本火山学会、日本地質学会が阪神大震災をきっかけに1999年から毎年実施。県内開催は初めてで、同町と熊本大が加わった実行委が主催した。

 小学4年生から大学生までの約30人が参加した。バスに乗って大学の研究者らの説明を聞きながら町内を巡り、同町杉堂の潮井神社では地表に露出した断層を観察。町交流情報センターでは、粘土で作った火山模型を水槽に沈め、入浴剤を使って火砕流を再現する実験に取り組んだ。

 津森小6年の山田太陽君は「ずれた断層を見て地震のパワーを感じた。火砕流が新幹線くらい速いと聞いてびっくりした」と話した。

 10日は野外観察の後、同センターで子どもたちが学んだことを発表する。(久保田尚之)