競泳男子の五輪メダリスト松田丈志さん(33)による水泳教室が10日、熊本地震で被災した熊本県益城町の益城中であり、水泳部の約30人に速く泳ぐこつを伝授した。

 松田さんは、リオデジャネイロ大会まで五輪に4大会連続で出場し、200メートルバタフライなどで銀1、銅3個のメダルを獲得。松田さんがアンバサダー(大使)を務めるセガサミーグループが、復興支援として実施した。

 松田さんは模範の泳ぎを披露した後、「クロールは水をかいた時に反対の腕が耳についているよう意識して」などと熱っぽく指導。「世界の選手は柔軟運動やフォームの矯正など地道な練習を大事にしている。みんなも基本練習をしっかり続ければもっと速くなる」とアドバイスした。

 2年の増田皐[さつき]さんは「世界で活躍した松田さんから教わりうれしかった。早速練習で実践したい」と話した。(後藤幸樹)