熊本地震を引き起こした活断層や地震発生の仕組みなどを紹介する特別パネル展が、熊本県阿蘇市の阿蘇火山博物館で開かれている。25日まで。見学無料。

 国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研、茨城県つくば市)が資料を提供。展示会は来年3月まで、長崎や大阪など全国6カ所でも開かれる。

 熊本地震の被害状況や余震の特徴、地震で地表に現れた断層を写真や地図で紹介。益城町の建物被害が台地の裾に集中した状況や、地下構造と地震の関係など多彩な調査・分析結果もまとめている。

 1899年に熊本市で起きたマグニチュード6・3の大地震の資料や、南海トラフ巨大地震も解説。活断層や危険に備える知識も提供している。

 産総研と同博物館は「熊本地震は、数千年に1度大地震を起こす活断層によって発生した。研究状況を知り、今後の地震に備えてほしい」と呼び掛けている。(岡本幸浩)