全国や熊本県内産の日本酒や焼酎を飲んで熊本復興につなげようと、「呑[の]んで復興 火の国くまもとの酒×全国の銘酒」が10月7日、熊本市の二の丸広場で開かれる。県内外の計51蔵元が参加し、収益は全額、熊本城復旧のため市に寄付する。

 日本酒普及のため全国の有名蔵元と地酒専門店でつくる「和醸[わじょう]和楽」の佐藤広隆会長が昨年8月の総会で「地震で被災した熊本を応援したい」と提案。熊本唯一の会員店「たちばな酒店」(熊本市南区)が県内の酒造元に呼び掛け、23社で実行委を結成し、和醸和楽と合同で開催する。

 当日は、入手困難で“幻の酒”といわれる「十四代(山形)」「磯自慢(静岡)」「飛露喜(福島)」「田酒(青森)」などの銘柄や、県産の日本酒、焼酎が並ぶ。グラス付きのチケット2000円(前売り1500円)を購入すれば5杯飲むことができる。

 前売り券はたちばな酒店=TEL096(379)0787=で販売中。同店専務の田尻智也さん(36)は、「酒の仕込みで最も忙しい時期に全国の蔵元が駆けつけてくれる。県産酒のおいしさも発信したい」と話している。(西山美香)