連日の猛暑でかき氷の売り上げが伸びている。最近は、氷を削ってシロップをかける一般的なタイプだけでなく、粉雪のような食感やトッピングにこだわった“進化系”かき氷が人気を集めている。

 「たくさん載ってて、食べきれないかも」。三和中1年の加納潤葉[うるは]さんが注文したのは、パスタとかき氷専門店「スパユキ」(熊本市中央区)の「雪氷」(850〜1500円程度)。粉雪のような食感で、フルーツや生クリームを大胆にトッピングしている。

 乳製品を原料とした粉末を水で溶かした液体を凍らせて作る。橋本万之助店長(53)は「粉状に凍らせることでフワフワした食感が楽しめます。猛暑で売れ行きは好調」と笑顔。

 7月からかき氷の販売を始めたバーの「サニーブルー」(同)では、氷に載せるトッピングが特徴。ヨーグルトに二酸化炭素を注入し、ムース状にしたソースをかける「エスプーマ(スペイン語で泡の意味)かき氷」(750円)が味わえる。「シュワッとした独特の食感が人気」と柳沢猛店長(42)。

 9月までの期間限定店舗「ストロベリーフォールズ」(同)では、変わり種かき氷を提供。「あまおうスノーパフェ」(500円)はバニラアイスの上に、福岡県産イチゴの「あまおう」を凍らせてスライスしたものを載せている。爽やかな酸味が特徴で、多い日は100個ほど売れるという。(長濱星悟)