山鹿市で15、16日に開かれる山鹿灯籠まつりが迫り、名物の「千人灯籠踊り」で使われる金灯籠が、山鹿小の体育館に整然と並べられ、静かに出番を待っている。

 まつりを象徴する金灯籠は、和紙とのりで作られた伝統工芸品。16日夜、山鹿小グラウンドである千人灯籠踊りでは、浴衣姿の女性たちが頭に載せ、たおやかに舞う。

 金灯籠は8日に運び込まれ、体育館を金一色に染めた。市職員らが一つ一つ、破損がないかを確認。あごひもや照明器具を丁寧に取り付け、準備を着々と進めていった。

 職業体験で作業を手伝った、鹿本高2年の行武一樹さん、春田千愛美さんは「こうした地道な裏方の仕事があって初めて、華やかな表舞台を迎えるんですね」と口をそろえた。(潮崎知博)