こんにちは、ズボラ系家事コツ研究員の小町ねずです。

みなさん、100均で購入できる「鮮度保持袋」をご存知ですか?

野菜や果物用の保存袋で、この袋に入れると鮮度を保ったまま保存できるのだとか。本当なら魔法のような袋ですよね。

今回はその実力を知るべく、鮮度保持袋に入れた野菜・入れなかった野菜で鮮度の違いをチェックしてみました!果たしてこの袋、食品ロスの救世主となるのでしょうか?

ダイソー「鮮度保持キッチンパック」とは?

使用したのは、ダイソー「鮮度保持キッチンパック(マチ付・46枚入・税込110円)」。

他にもサイズ違い、マチあり・なし、ジッパーあり・なしなどの種類があり、目的に合わせて選べます。ダイソー以外の100均にも同様の商品がありますよ。

この袋は「野菜の腐敗の原因となるエチレンガスを吸収し、湿度を適度に保って腐敗を遅らせる」という仕組み。

緑色の薄い袋で、一見すると色がついているだけのポリ袋。本当にそんな効果があるの?と疑ってしまいますよね。

そこで、以下の3パターンでほうれん草とトマトを野菜室で保存してみることに。

A 袋に入れなかった場合

B スーパーなどでもらえる通常のポリ袋に入れた場合

C 鮮度保持袋に入れた場合

鮮度に違いが出るか比べてみました。

しなびやすいほうれん草の場合

A そのまま
B 通常のポリ袋に入れ、口を閉じる
C 鮮度保持袋に入れ、口を閉じる

葉物野菜はしなびやすく、1週間以上の保存は難しいはず。どれだけ保存できるでしょうか?

 2日後

そのまま野菜室に入れたAは、水分が抜けてシナシナに。これ以上は保存できず、ここで脱落。

ポリ袋に入れたBは、葉も茎も元気なまま。鮮度保持袋に入れたCも購入時と差がありません。

2日程度なら鮮度に違いは出ないようです。

 5日後

ポリ袋のBはまだ保存は可能だけど、元気がないようす。鮮度保持袋のCは、みずみずしさを保っています。

葉先も鮮度保持袋のほうが元気ですね。

 10日後

ポリ袋のBはクッタリして葉もしなびています。鮮度保持袋のCは、まだまだ元気。

葉先を見ると、鮮度の違いが明確です。

 【結果】葉物野菜に効果的

しなびやすい葉物野菜は、日にちが経つほど鮮度に差が出ました。数日程度ならポリ袋でもOKだけど、シャキッとしたまま保存するなら鮮度保持袋のほうが断然おすすめ!

乾燥防止のため、袋に入れるときは空気を抜いて口を閉じるのがコツです。

成熟すると腐敗が早いトマトの場合

A キッチンペーパーに包んだだけ
B キッチンペーパーに包み、通常のポリ袋に入れ、軽く口を結ぶ
C キッチンペーパーに包み、鮮度保持袋に入れ、軽く口を結ぶ

トマトは寒さと衝撃に弱いため、キッチンペーパーに包み、ヘタを下にして野菜室へ。通常は10日程度はおいしく保存できるけれど、それ以降はどうなるのでしょうか?

 14日後

袋に入れていないAは果肉が柔らかくなり、まさに食べごろ。

袋に入れたBとCは赤く染まっていますが、果肉に硬さが残っています。

17日後

Aは押すと潰れそうなくらい柔らかくなりました。食べるときは加熱が必要な状態です。

BとCも柔らかくなったもののAほどではありません。鮮度保持袋に入れたCはヘタが少しみずみずしいかな?程度の違いで、大差はなし。

どちらの袋に入れても2週間程度はおいしく保存ができました。

ここで、野菜室の進化で鮮度が保たれているのかも?という疑惑が発生。気温が高くない時期だったので、BとCを常温で2日間置いてみることに。

 19日後(常温で2日)

常温だと熟成が早く進み、ポリ袋のBはビシッと割れ目が!

鮮度保持袋のCは熟成が抑えられ、ツヤツヤのまま。常温だと大きな差が表れました。

【結果】環境で差が出ることも

鮮度保持袋は野菜から出るエチレンガスを吸収して腐敗を遅らせるため、エチレンガスが発生しやすい環境(温度や湿度)で使うと高い効果が出るみたいですね。保存環境によって効果に違いが出ますが、鮮度保持袋のほうがおいしさが長持ちするのは確かなようです。

ちなみに、エチレンガスの発生量が多いリンゴなどは、近くに置いた青果の腐敗を早める可能性があるのだとか。リンゴ、桃、梨などは鮮度保持袋に入れると、周囲の食材を守ることができますよ。

ちなみに、今回使用したほうれん草とトマトは、検証後、すべておいしくいただきました。

【まとめ】100均の鮮度保持袋は効果あり!

保存する野菜や環境で左右されるものの、100均の鮮度保持袋は鮮度を保つことができました。この袋があればまとめ買いした野菜も長持ちするので、傷む前に使い切りやすくなりますね!

袋に入れるだけで簡単に使えるのも魅力的です。手間がかからず、サッと使えますよ。

1枚あたりの価格も安いし、これは買って正解!ラクして野菜の寿命を伸ばしたい方におすすめです。

写真・文/小町ねず