こんにちは、ズボラ系家事コツ研究員の小町ねずです。特売日にまとめ買いして食材をダメにしたり、開封後に長時間経過しておいしく食べられなかったり。食品ロスは、多くの家庭で起こりがちですよね。でも、そんな食材の「もったいない」は、冷凍保存で解決できるかもしれません!今回は、冷凍保存ができる意外な食品をご紹介します。

(1)味噌

実は味噌は冷凍できるんです!我が家では劣化防止のため、いつも味噌を冷凍で保存しています。こちらが、冷凍保存しているお味噌。

冷凍するとカチカチにならないの!?と不安に思われそうですが、一般家庭用の冷凍庫(-20℃)では、味噌は固まりません。

通常よりも少しだけ固くなる程度。スプーンで普通にすくって取り出すことができます。

味噌は時間の経過とともに、色が濃く変化します。これは「着色」または「褐変(かっぺん)」と呼ばれるもので、夏場など高温多湿で起きやすいのだとか。

我が家では以前、冷蔵保存していた味噌にこの褐変が起きたことがあるんです。食べることはできますが、味や香りが損なわれて料理がガッカリな仕上がりに……。

早めに使いきれないご家庭では、品質を保ったまま保存できる冷凍保存がおすすめです。

冷凍しても固まらないので、使うときに解凍させる必要はありません。溶かしたり、食材に馴染ませたりと、そのまま調理に使用OK!

使いたいときにすぐに使うことができますよ。

(2)プレーンヨーグルト

冷蔵保存が基本のヨーグルトですが、冷凍保存も可能です。

ただし、プレーンヨーグルトはそのまま冷凍すると分離してしまうので、ひと手間加える必要があるのだとか。

そのコツとは砂糖を加えること。ヨーグルトの約10%を目安に砂糖を加えて、しっかりと混ぜてから冷凍してください。

▲(左)砂糖を加えて冷凍したプレーンヨーグルト (右)そのまま冷凍したプレーンヨーグルト

食べるときは、冷蔵庫で自然解凍します。砂糖を加えて冷凍・解凍したものと、そのまま冷凍・解凍したものを比べてみました。

左の砂糖を加えたヨーグルトは、分離を起こしていません。ところが、そのまま冷凍した右のヨーグルトは分離が起こり、水分がたっぷりと出ています。

両者を食べ比べてみました。

砂糖を加えたほうはゆるくなっていて、飲むヨーグルトみたい。分離も多少あり元の状態と比べるとなめらかさは劣りますが、おいしく食べられました。

そのまま冷凍したほうは水っぽいし、ダマができています。味も舌触りも悪く、これはおいしく食べられません。

もったいないので、水を切ってドレッシングにして消費することに。ヨーグルトを冷凍する場合は、砂糖を入れるのが鉄則です。

ちなみに、加糖タイプのヨーグルトは、何も加えずそのまま冷凍・解凍しても分離が起きませんでした。

自然解凍して食べると多少のダマはありつつも普通においしく食べられますが、個人的におすすめなのは半解凍で食べること!

半解凍だとホエイもダマも出ず、シャーベットのようなシャリシャリの食感。甘さも穏やかになり、さっぱりと食べることができます。

また、メーカーによると冷凍・解凍によりヨーグルトのビフィズス菌や乳酸菌の菌数は減少する場合があるそうなので、健康効果を重視したい場合は、冷凍せず早めに食べきるほうがよいのかも。

(3)納豆

納豆も冷凍保存が可能です。メーカーによると、冷凍しても納豆菌は死滅せず生きているのだとか。

パックのまま冷凍できますが、納豆の容器は密封されていません。乾燥を防ぐため、ラップに包むかフリーザーバッグに入れ、空気を抜いて冷凍保存してください。

冷凍後の納豆はこちら。

表面が白くなり、ニオイもほとんどしません。食べるときは、冷蔵庫に移して自然解凍を。

通常の納豆の姿になり、ニオイも戻りました。バネバは発生するのか、10回程度混ぜてみました。

立ち上がりは若干遅いものの、次第に粘り気が出て糸もしっかり引きました。

30回程度混ぜるとネバネバ感が強くなり、冷蔵保存の納豆と違いは見られません。

食べ比べると、冷蔵保存のほうが粒感がしっかりしていて、豆の風味も豊かに感じられました。ただ、その差はわずかで、ほぼ変わらないレベル。

メーカーでは風味や食感が変わる、という理由で冷凍保存を推奨していませんが、短期間なら冷蔵保存と遜色なくおいしく食べることができました。(今回の冷凍期間は約2日。)

パックごと簡単に冷凍・解凍ができるので、まとめ買いしたときは冷凍保存がおすすめです。

味噌もヨーグルトも納豆も、家庭の冷凍庫で保存が可能です。冷凍庫を上手に活用すれば、節約も食品ロスの削減も叶い、いいことばかり!まとめ買いしたときに試してみてくださいね。

撮影・文/小町ねず ※暮らしニスタの記事を再編集して配信しています。