最近では、よく目にするSDGs(持続可能な開発目標)。

倉敷市でも、高梁川流域においてSDGsの達成に向けて取り組む企業や団体とパートナー登録をし、積極的に推進しているようです。

  • 「持続可能な世界を作るためには何をしたらいいのだろうか」
  • 「私には何ができるのだろうか」

個人で考えようとすると難しいですよね。

このイベントでは、「未来の美味しいを考えよう!」をテーマに身近な食からSDGsを学ぶことができます。

アリオから発信SDGs「未来の美味しいを考えよう!」の概要

アリオから発信SDGs「未来の美味しいを考えよう!」

アリオから発信SDGs「未来の美味しいを考えよう!」は、2022年9月10日(土)午前10時〜午後3時にアリオ倉敷の野外イベント広場で開催されました。

出店店舗は以下の4店舗です。

  • 食品館天満屋ハピーズ
  • 一般社団法人コノヒトカン
  • 〜ハレジビエ〜幸せ運ぶ株式会社どんぐり
  • 陸えびJAPAN株式会社

どの店舗もSDGsの目標を達成するために取り組んでいる団体や企業です。

イベントに参加してみました

イベントのようす

この日(2022年9月10日)は、小雨が降ったりやんだりのあいにくの天気でした。

しかし、家族連れが隣にある噴水広場で子どもたちに水浴びをさせたり、なんのイベントをしているのか見に来たりと、和やかな雰囲気です。

イベントステージには「食品ロスとフードバンク活動」について説明したパネルが置いてあり、親子で勉強している姿も見られました。

  • 「食品ロス」とは、まだ食べられるのに処分されてしまう食材や食品のこと
  • 「フードバンク活動」とは、まだ安全に食べられるのに処分されてしまう食材を、無償で生活困難者や福祉分野に提供する活動のこと

私もSDGsについて真剣に考えたことがなく、どんなことをしている企業や団体があるのか知りたくなり、足を運んでみました。

さっそく見ていきましょう。

一般社団法人コノヒトカン

まずは、「一般社団法人コノヒトカン」のブースに足を運びました。

こちらの団体は「貧困問題」と「フードロス問題」を解決するために、廃棄される前の食材を買い取り、その食材を使って缶詰を作り、子ども食堂や養護施設に配布している団体でした。

缶詰

1缶で、2合のごはんと混ぜると3〜4人分のお腹を満たすことができるそうです。

肉缶はミートソース味なので、スープにも。

魚缶は、ちらし寿司みたいで美味しいとのこと。

その他にも珍しい缶詰を販売していました。

イベントでは、この缶詰を使って「ユメカン」なるタイムカプセル缶詰のワークショップも。

ユメカン

手紙や宝物などを詰めてその場で製缶してもらえます。

そして、何年後に開けるかは自分で決められるんです。

世界にひとつしかない缶詰のタイムカプセル。夢がありますね。 

陸えびJAPAN株式会社

陸えびJAPAN株式会社は、「食品ロス」「温室効果ガス」「過疎化問題」などの問題解決をテーマに吉備中央町で研究開発を行なっている企業です。

なんと食用のコオロギを販売していました。

食用コオロギ

昆虫は特殊な食材ではなく、現在20億人もの人が食べているそうです。

とくにコオロギは栄養価が高く、上質なたんぱく質があるとのこと。

省スペースでの飼育が可能なので環境への負担も少ないそうです。

子どもたちは、大好きな昆虫を食べられるということで、興味津々。

大人たちは見た目に少し戸惑いながら、恐る恐る食べてみると「ちりめんじゃこみたいで美味しいよ」と珍しい商品に、お土産として買っている人もいました。

コオロギ

〜ハレジビエ〜幸せ運ぶ株式会社どんぐり

〜ハレジビエ〜幸せ運ぶ株式会社どんぐり

最後に紹介するのは、ジビエのお店「〜ハレジビエ〜幸せ運ぶ株式会社どんぐり」です。

鹿やイノシシのどんぶりや総菜、ペットフードが販売されていました。

ジビエは最近ではグルメとして人気が出てきていますが、一方で害獣として処分されることが問題となっています。

それらを無駄なく活用することで廃棄物を減らし、食料確保にもつながるということでSDGsの目標に貢献されていました。

ペットフードはふりかけなどもあり、食欲がないときなどに混ぜて食べると栄養価の高いごはんになるそうです。

ジビエ料理

おわりに

アリオから発信SDGs「未来の美味しいを考えよう!」

今回は4つの店舗のみでしたが、新型コロナウイルス感染症拡大対策もバッチリで、テントとテントの間も離れており、ゆっくり見て回ることができました。

以前は、SDGsについて考えることはあまりなかったです。

イベントを通して、普段の生活で食事を残さないことはもちろんですが、もう一歩進んで誰かのためになにかできることはないか、そしてフードロス食材を購入することも貢献できるのではないかという考えにたどり着きました。

こちらのイベントは、今後もSDGsの活動に取り組んでいる企業や団体を不定期で紹介していくそうです。

機会があれば、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

著者:倉敷市民レポーター