ただ食事をするだけではなく、自分のからだに向き合えることができるカフェ「オールカフェ×タニタカフェ あちてらす倉敷店」。
店長の古谷今日子さんに話を聞きました。
倉敷店の特徴
──お店の特徴を教えてください。
古谷(敬称略)──
タニタカフェメニューはどの系列店舗もほぼ同じなんですけど、オールカフェメニューは店舗ごとに独自のカラーがあります。
たとえばスープがあったり、テイクアウトがメインだったり。
倉敷店は、いい雰囲気のなか、夜にちょっとワインを飲みながら、肉料理やピザなどを楽しんでもらうというコンセプトでして。
それでこのかっこいい、シックな内装になったのかと思います。

全店舗の共通点は、「オールファーマシータウン」という考えのもと、オールカフェが入居している建物に医療系のテナントを誘致しています。
病院に通えたり、食事もできたりするようにと、内科や胃腸外科などのテナントが入っているんです。
メニューの特徴
──オールカフェメニューはなぜイタリアンなんですか?
古谷──
食を楽しめるようにイタリアンを取り入れました。
減塩やダイエットしているかたには、タニタカフェとコラボレーションしているワンプレートやサラダボウルをすすめています。
最近はありがたいことに、オールカフェのメニューもファンが増えてきまして、食を楽しむ場所になってきました。
パスタ麺は全粒粉で、栄養価の高い食材を使用しています。
自家製麵でモチモチとして、乾麺とは違うおいしさがあるんです。
野菜のみではなく、肉や魚なども使って楽しんでいただけるように工夫を。

ピザランチにもパスタランチ同様、前菜、ドルチェ、ドリンクが付きます。
複数でシェアされるときはピザが人気です。
モチモチの生地はパン1個ほどの量なので、それほどヘビーではなく、夕方にはお腹がすくくらい。
ピザは中毒になっちゃうくらい好きなかたもいらっしゃって。
私自身もピザが好きなんです。

減塩ワンプレートを求めて、毎日来てくださるかたがいらっしゃいますね。
月1回、ラボで計測をしたいから食事をしにきてくださるかたもいらっしゃいます。
今後の展望
──今後の展望を教えてください。
古谷──
今後はウェディングや貸し切りパーティーにも力を入れたいですね。
ウェディングはオールカフェの倉敷店のみ利用できるサービスです。
貸し切りのブッフェスタイルで、飲み放題で料理を提供します。
プロジェクターがあるのでムービーを流すことができますよ。
個室が新郎新婦の控え室になって、そちらから入場するように。
駅から近い立地を生かして、今後利用される数を増やしていきたいです。

夜はワインに合う料理が多いです。
店にはワインセラーがあるんですよ。
夜の営業も力を入れていきたいですね。
夜メニューの改良もしたくて、もっとお酒と合うものを作りたいなぁと。
昼とは違って、夜はゆったりと過ごしてほしいですね。

若いかたから高齢のかたまで楽しんでもらえるメニューや、店作りをしたいと思っています。
ほかにはマルシェなどのイベントに参加したいですね。
おわりに
取材を通して、野菜の大切さと、ふだんあまり意識しないからだの健康に向き合うべきだと改めて思いました。
食はからだを作るもの。
しっかりからだを気遣って野菜を摂取しないといけないですね。
「野菜をなかなか摂れていないわ」「からだの状態をはかってみようかな」と思ったかたはぜひオールカフェへ。
おいしく簡単に野菜を摂取して、日々の健康づくりに役立ててみてはいかがでしょうか。
著者:倉敷そだち