日産「エルグランド」がマイナーチェンジで「セレナ」と同じ顔に!? 従来型のエルグランドと、2020年秋のマイナーチェンジモデルを比較してみました。

さらに進化した新型「エルグランド」と従来型モデルを比較してみた

 2020年9月10日、日産は新型「エルグランド」の特設サイトをオープンすると同時にそのサイト上で外観や内装をお披露目。
 
 2020年秋のマイナーチェンジでは、どのような部分が変更されるのでしょうか。

 2010年に発売された3代目の現行エルグランドは、「ダイナミックでラグジュアリーな真の高級車」として開発。エルグランドらしい外観や、高揚感と快適性を追求した室内空間、当時のクラストップレベルの燃費を実現した「キング・オブ・ミニバン」です。

 今回、2020年のマイナーチェンジに関して、新型エルグランドの一部情報は、特設サイトで公開されています。

 現行エルグランドは、「標準仕様」、「カスタム仕様」(ハイウェイスター)、オーテックジャパンが手掛ける「ライダー」の3つのタイプに分かれており、それぞれフロントフェイスのデザインが異なっています。

 そのほかの部分では、上下二段式フロントマスクとヘッドライトユニットや、水平方向と垂直方向のラインで構成されたリアコンビランプなど、エルグランドらしさと存在感のあるデザインを採用。

 一方、新型エルグランドに関してサイト上では、「ハイウェイスター」と「ハイウェイスターアーバンクロム」の外観デザインをお披露目しています。

 新型エルグランドのフロントフェイスは、2019年8月にマイナーチェンジをした同社ミニバン「セレナハイウェイスター」と同様に、クロームを贅沢にちりばめた宝石のようなグリルパターンなどのリッチで押し出しの強い大型メッキグリルを採用しました。

 従来型のハイウェイスターは、水平なメッキグリルを日産のエンブレム部分で二分割したデザインでしたが、新型エルグランドでは一体化グリルとなったことで、より迫力のあるフロントフェイスとなっています。

 内装では、インパネのデザインやスイッチ類の配置を変更。オプションのナビモニターが10インチに大型化されたことに伴い、中央部のエアコン送付口がスリムな縦型になり、助手席のダッシュボード部分の造形も変更されました。

 スイッチ類では、従来型ではナビモニターの操作スイッチがインパネ上に設置されていましたが、新型ではスタイリッシュなデザインに変わっているうえ、ハザードスイッチの位置も変更されています。

 また、従来型ではオーディオ系統の操作スイッチがエアコンパネルの下側に配置されていましたが、ナビに集約されたためか、新型ではスッキリとしたデザインとなっています。

 そのほか、シートデザインが変更されるなど、マイナーチェンジとしては細かな部分にまで改良されているようです。

 安全機能面では、後退時車両検知警報の「RCTA」や斜め後ろからの接近車両を検知し注意喚起しアシストする「インテリジェントBSI+BSW」、ステアリング操作に合わせて、進行方向を照らす「アクティブAFS」などが新たに搭載さています。

 新型エルグランドについて、日産の販売店は次のように話します。

「新型エルグランドのサイト公開後、いくつかのお問合せを頂いています。内容としては、デザイン面よりも安全機能に関する部分が多い印象です。

 デザインに関しては、2019年のセレナハイウェイスターで似たものをお披露目しているので、そこに関してはマイナスな声は聞いていません。

 また、新しくなる10インチナビの問合せもありますが、詳細な情報はまだ店舗には来ていないので、詳細が分かり次第、お客さまにお伝えする感じです」

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 トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」と並ぶ高級ミニバンのエルグランド。2020年秋のマイナーチェンジで、販売面にどのような影響があるのか期待したいところです。