独アウディは2020年9月29日、Cセグメントハッチバック「A3スポーツバック」にプラグインハイブリッド「40 TFSI e」を追加し発表した。欧州での発売は2020年秋から。ドイツでのベース価格は、3万7470.92ユーロ(日本円で約464万円)からとなる。

モーター駆動だけのEV走行の航続可能距離はおよそ78km

 独アウディは2020年9月29日、Cセグメントハッチバック「A3スポーツバック」にプラグインハイブリッド「40 TFSI e」を追加し発表した。欧州での発売は2020年秋から。ベース価格は3万7470.92ユーロ(日本円で約464万円)となる。

 アウディは現在、電動化を推し進めている。プラグインハイブリッドはA6/A7/A8/Q5/Q7に用意され、すでに欧州市場では販売されている。これにコンパクトハッチバックのA3も続く。

 A3スポーツバック 40 TFSI eは、先代「A3スポーツバック e-tron」のコンセプトを引き継いだ後継モデルだ。

 150ps・250Nmを発生する1.4リッター直列4気筒ターボ(1.4TFSI)を搭載。これに80kW・330Nmを発生するモーターを組み合わせ、システム最高出力は204ps、ブースト時のシステム最大トルクは350Nmに達する。

 組み合わせるトランスミッションは6速Sトロニック(DCT)。駆動方式はFFで、0-100km/h加速は7.6秒、最高出力は227km/hというパフォーマンスを誇る。

 リアアンダーボディに配置されるリチウムイオンバッテリーは13.0kWhの容量で、先代モデルよりもおよそ48%増加している。EVボタンを押せば排出ガスゼロでの走行となり、約78km(NEDC基準では67km。WLTPでは67km)のEV走行が可能だ。この場合の最高速度は140km/hとなる。

 ハイブリッドモードになると、「バッテリーホールド」モードと「バッテリーチャージ」モードを選択できる。ホールドモードではバッテリー充電は現在のレベルで保持され、チャージモードでは多くの電力がバッテリーに供給される。

 アウディドライブセレクトで「ダイナミック」を選択すると、スポーティなポテンシャルを発揮。アクセルペダルを踏み込むと最大10秒間、フルブーストトルクを得ることができる。ペダルから足を離せば、電気モーターの充電がおこなわれ、その結果減速時にはワンペダルドライブが可能になる。

 荷室容量は通常時280リッターから最大時1100リッターとなる。オプションで、電動テールゲートも用意される。

 A3スポーツバック40TFSI eは、欧州の多くの市場で、2020年秋に発売される予定だ。ドイツでのベース価格は3万7470.92ユーロ(日本円で約464万円)だが、ドイツ国内のユーザーは6750ユーロ(約84万円)のインセンティブが付く。またPHEVになるため、課税対象となるのは車両本体価格の0.5%の一律税率のみになる。

 日本での発売時期は未定だが、近い将来の導入が予定されている。