フォルクスワーゲンオブアメリカ(米国VW)は2021年1月20日、アメリカ市場向けのVW「ゴルフ」の生産が終了したことを発表した。

過去45年間で240万台のゴルフファミリーがアメリカで販売された

 フォルクスワーゲンオブアメリカ(米国VW)は2021年1月20日、アメリカ市場向けのVW「ゴルフ」の生産が終了したことを発表した。

 米国市場向けのゴルフは、従来メキシコ・プエプラ工場で生産されていた。しかしながらこの1月15日をもって2021年モデルの生産を終了。米国におけるゴルフの名称は、2021年秋に登場する8世代目の「ゴルフGTI」と「ゴルフR」2022年モデルに引き継がれる。

 ゴルフ2021年モデルは、最高出力147ps・最大トルク250Nmを発生する1.4リッターTSIエンジンを搭載。トランスミッションは6速MT、およびティプトロニックを備えた8速ATを組み合わせる。

 6速MTモデルの価格は2万3195ドル(日本円で約240万円)、8速ATモデルは2万3995ドル(日本円で約250万円)で、プエプラ工場での生産は終了したが、2021年の年末まで在庫の販売を続ける予定だ。

 米国VWの製品マーケティングおよび戦略担当シニアバイス・プレジデントであるHein Schafer氏は「40年以上にわたり、VWゴルフはアメリカのドライバーに大きな価値をもたらしてきました。パッケージングと比類のない品質。第7世代のゴルフはアメリカで販売されるベーシックなハッチバックの最後のモデルとなりますが、その名前はゴルフGTIとゴルフRが引き継ぐことになります」とコメントした。

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 アメリカでは1974年12月に初代ゴルフが「ラビット」という車名で初めて販売を開始した。1985年に登場した2代目から、米国モデルもゴルフという車名となり、以来1993年に登場した3代目、1999年に登場の4代目と続き、2006年に登場した5代目では再びラビット名で販売。2010年登場の6代目で再度ゴルフ名に戻り、2015年より現行型の7代目が販売されている。

 1974年以来、ゴルフファミリーはアメリカでおよそ250万台を販売。2015年に登場した現行型7世代目ゴルフは、北米カー・オブ・ザ・イヤーも受賞している。