2021年度に登場予定の新型車のなかで、ユーザーはどのモデルに興味があるのでしょうか。SNSでアンケートを実施したところ、日産新型「エクストレイル」に期待する声が多くあがりました。

2021年度に登場が噂されるクルマでもっとも気になるのはどれ?

 2020年は新型コロナウイルスが猛威を振るい、自動車業界も影響を受けました。外出自粛や生産工場の操業停止などによって各社は販売台数を落としましたが、徐々に回復傾向にあります。

 2020年に発売された新型車のなかでもトヨタ「ヤリス」や「ハリアー」、ホンダ「フィット」、日産「キックス」「ノート」、スバル「レヴォーグ」といったモデルが好調な販売を記録。明るい兆しも見えているようです。

 2021年にもさまざまな新型車が登場する予定となっていますが、ユーザーはどのようなモデルに注目しているのでしょうか。

 くるまのニュースでは2021年3月11日から15日にかけて、2021年度(2021年4月から2022年3月)に発売されると噂されている下記の新型車についてのアンケートを実施し、SNSユーザーの意見を収集しました。

・トヨタ「アクア」「カローラクロス」「ノア/ヴォクシー」「86(ハチロク)」「ランドクルーザー」
・レクサス「NX」
・日産「アリア」「エクストレイル」
・ホンダ「ヴェゼル」
・マツダ「マツダ2」
・スバル「WRX S4」「BRZ」「レガシィ アウトバック」
・三菱「アウトランダー」
・スズキ「アルト」
・ダイハツ「ムーヴ」

※発売未定のモデル含む

 これらの新型車について、「気になるモデルはどれですか?(複数回答)」という質問に対して、もっとも多くの人が興味があると回答したのは日産「エクストレイル」(38.5%)でした。

 次いでトヨタ「86(ハチロク)」(32.3%)が続き、日産「アリア」およびスバル「WRX S4」(29.2%)、スバル「BRZ」(27.7%)という結果になり、今回の回答者はSUVやスポーツカーに興味を持っている人が多いことが分かりました。

 次に、これらの新型車のなかで「もっとも気になるモデル」を1台選んでもらったところ、日産「エクストレイル」(16.9%)に興味を持っている人が一番多いことが明らかになっています。

 日産のミドルサイズSUVであるエクストレイルですが、現行モデルは2013年に登場した3代目です。初代・2代目はタフギアを強調していたのに対し、現行モデルは丸みを帯びたスタイルを採用。

 卓越した四駆性能やアウトドアで使える機能性はそのままに、都会派SUVへと一新しました。

 また、北米で販売されるエクストレイルの兄弟車である「ローグ」は新型モデルが、ひと足早く2020年10月に発売。

 新型ローグは上質感を増した内外装や新開発のプラットフォームによる優れた運動性能を特徴とするとともに、進化した「プロパイロット」や全方位運転支援システム(セーフティ・シールド360)を搭載するなど、クラストップレベルの安全性を実現しています。

 日本で発売予定の新型エクストレイル(4代目)についてはスペックや発売時期などは明らかになっていませんが、デザインや機能は新型ローグと同様と考えられます。

 一方、新型ローグのパワートレインは2.5リッターガソリンですが、新型エクストレイルにはエンジンで発電した電気でモーターを駆動する「e-POWER」が搭載されるといわれており、現在開発が進められているようです。

 新型エクストレイルの登場を待ち望む声として、「現行のエクストレイルからどのような進化をするのかがとても気になります」、「新しいエンジンと駆動方式に期待しています」、「これまで魅力的な車種だったので、今後が気になります」という意見があがり、同車を気になるクルマとして選択した人の8割以上が購入を検討していると回答しています。

新型86や新型ヴェゼルへの期待の声も続々!

 トヨタ「86(ハチロク)」をもっとも気になるクルマとしてあげた人は10.8%となりました。なお、共同開発が進められているスバル「BRZ」は7.7%の人が選択しており、両車の注目度の高さがうかがえます。

 新型BRZは2020年11月に北米で世界初公開され、北米仕様の内外装のデザインやエンジンスペックなどを公表。

 従来モデルよりも筋肉質でスポーティな外観デザインや先進的なインテリアへと進化します。

 エンジンは従来モデルの2リッター水平対向エンジンから排気量がアップし、新型モデルは2.4リッター水平対向エンジンを搭載。最大出力は約231馬力(228hp)、最大トルクは約249Nm(184lb.-ft)へと向上しました。

 トランスミッションは6速MTと6速ATを用意。AT車にはBRZ初の「アイサイト」が搭載されることになっています。

 一方、新型86の情報は一切わかっていませんが、トヨタのスポーツカーブランド「GR」のモデルとして「GR86」という車名になるようです。

 今回、もっとも気になるクルマとして86を選んだ人のなかには「BRZの新型が発表されているのにトヨタがここまで渋る理由が分かりません」と、次期モデルを早く見たいという声もあがりました。

 また、新型86を購入したいという人も8割以上となり、「現行車に乗っているから」「スポーツカーが好きなので、新型86が凄く気になります」「昔レビンに乗ってたので、新型86も次の候補です」など、購入意欲の高さが目立ちます。

 新型BRZに関しても、「既に出ているデザインがとても好みです」や「スバルファンだからです」、「ハッチバックモデルも出るかもと聞いたので、期待しています」などのコメントが見受けられました。

 さらに、2021年4月に発売予定のホンダ新型「ヴェゼル」をもっとも気になるクルマとして選んだ人も多く(9.2%)、「久しぶりに欲しいと思いました」「適度な大きさ、車内空間、機能、燃費、価格が魅力的に感じます」と好評のようです。

 また、SUVタイプの電気自動車である日産「アリア」が気になっている人は7.7%で、「公表されている通りのスペックと価格で出るなら間違いなく今後を変える一台になると思います」「欲しいと思わせる本格的なEV」「本気のEVの性能が気になります」など新たなEVに対して期待する声があがりました。

 その一方、もっとも気になるクルマとして新型アリアを選択した人に購入したいかと質問したところ、6割の人が「購入したくない」と回答。

 新型アリアの先進性やEVとしての性能に興味はあるものの、航続距離や充電設備の課題などが、購入のネックになっていることが考えられます。