トヨタがAセグメントモデルのコンセプトカーとして欧州で世界初公開した「アイゴXプロローグ」。近未来的なでアクティブな雰囲気のハッチバックですが、日本のユーザーはどう感じたのでしょうか。

トヨタ「アイゴXプロローグ」を日本のユーザーはどう思う?

 トヨタの欧州部門は、2021年3月17日にAセグメントモデルのコンセプトカーとして「アイゴXプロローグ」を世界初公開しました。

 アイゴXプロローグは、欧州で販売されている「アイゴ」の後継モデルとなりますが、アイゴ自体は日本では販売されていません。

 くるまのニュースでは2021年3月18日から22日にかけて、このアイゴXプロローグについてのアンケートを実施し、SNSユーザーの意見を収集しました。

「ヤリス」よりも小さいトヨタ車として欧州で販売されている現行アイゴはハッチバックですが、初公開されたアイゴXプロローグはコンパクトでありながらクロスオーバー風のハッチバックとして登場。

 近未来的かつアクティブな雰囲気が感じられるエクステリアに仕立てられました。

「アイゴXプロローグのデザインについてどう思いますか?」という質問では、「すごくカッコイイと思う」が21.2%、「まあまあカッコ良いと思う」が24.2%、「あまりカッコ良いとは思わない」が18.2%、「まったくカッコ良いとは思わない」が27.3%、「どちらでもない」が9.1%という結果になりました。

 個別に見ると「まったくカッコ良いとは思わない」がもっとも高い割合となりましたが、「すごくカッコイイと思う/まあまあカッコ良いと思う」の合計が45.4%、「あまりカッコ良いとは思わない/まったくカッコ良いとは思わない」の合計が45.5%と同数になるなど、好き嫌いがハッキリ分かれるデザインであることがうかがえます。

「アイゴXプロローグの見た目についてどのような印象を抱きましたか?」という質問では、カッコいいと思う人の意見として、「未来的かつ100年前のフランス車のよう」、「都会的でカッコイイ」、「C-HRみたいに感じた。この手のクルマは是非欲しい」という意見があがりました。

 一方、「カッコ良いと思わない」という人のなかには、「フロントとリアが逆になった感じ」「斬新さを持たせたのか知りませんがセンスがない」「カニみたいで日本の街並みにはマッチしにくい」「独特過ぎて受け入れるのに時間がかかる」など、日本では見慣れないデザインに違和感を覚える人もいるようです。

 次に、「現行モデルのアイゴとアイゴXプロローグはどちらが好みですか?」という質問をしたところ、アイゴXプロローグと回答した人が72.7%、現行アイゴと回答した人が27.3%と、アイゴXプロローグのほうが好きだと答えた人が全体の4分の3近くにのぼることがわかりました。

 しかし、先の質問で「すごくカッコ良いと思う」「まあまあカッコ良いと思う」「どちらでもない」と答えた人の全員が、現行アイゴよりもアイゴXプロローグのほうがカッコイイと回答したのに対して、「あまりカッコ良いとは思わない」「まったくカッコ良いとは思わない」と答えた人では、現行アイゴのほうがカッコ良いと答えた人が多くなりました。

 アイゴXプロローグのデザインは、トヨタの欧州デザインスタジオ「EDスクエア」が担当。

 全長3700mmとコンパクトなサイズで、グリルレスのフロントマスクと特徴的なヘッドライト、ボリューム感あるフェンダー、踏ん張り感あるスタンス、19インチの大径タイヤ&ホイールにより、非常に個性的なスタイルに仕上がっています。

 なお、「現段階ではコンセプトカーですが、量産車がもし日本で発売されたら購入したいと思いますか?」という質問では、「購入したい」(42.4%)よりも「購入したいと思わない」(57.6%)が上回り、奇抜なデザインは日本では賛否両論があるようです。

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 2020年に発売された新型ヤリスは、ヨーロッパ・カーオブザイヤー2021を受賞するなど高い評価を得ています。これは、トヨタとして16年ぶり、日系メーカーとして10年ぶりの快挙だといいます。

 トヨタは、ヤリスと同じくGA-Bプラットフォームを採用する新型Aセグメントモデルを発売する予定で、それが今回世界初公開されたアイゴXプロローグということになるようです。

 欧州では、GA-Bベースのヤリス・ヤリスクロス・アイゴの3モデルで年間50万台超を生産する予定となっています。

 大量生産によるコスト削減やパワートレインを内燃機関とすることなどにより、コンパクトカーを購入するユーザーが求める「手ごろな価格」の実現を目指しているといいます。