ホンダは、コンパクトSUV「ヴェゼル」を7年ぶりにフルモデルチェンジし、2021年4月22日発表、翌23日に発売します。2013年12月以来、7年ぶりのフルモデルチェンジとなりますが、新型ヴェゼルはどんなSUVとして登場するのでしょうか。

海外でも展開されるホンダのSUVが2代目モデルへ進化

 ホンダは2代目モデルとなる新型「ヴェゼル」を2021年4月22日に発表、翌23日に発売します。
 
 2013年12月20日に発売された初代モデル以来、7年ぶりのフルモデルチェンジとなりますが、新型ヴェゼルはどんなSUVとして発売されるのでしょうか。

 ヴェゼルは、ホンダが日本のみならず海外市場でも展開するコンパクトSUVで、すでに2021年2月18日にはワールドプレミアとして、内外装や特徴的な性能・機能が明らかになっています。

 新型ヴェゼルは、ホンダの「M・M思想(マン・マキシマム/メカ・ミニマム:人のための空間を最大に、機会のためのスペースを最小限にするという思想)」に基づくセンタータンクレイアウトを初代モデルから踏襲。

 ボディサイズは初代モデルと同等としながら、よりクーペ感の強いデザインのSUVとして登場しました。

 空力性能においては、F1マシンの開発などもおこなう研究施設「HRD Sakura」の風洞施設も用い、エアロパーツの追加ではなくデザインを最適化することによって、コンパクトSUVトップクラスの空力性能が目指されました。

 内装は、新設計のエアコン吹出口「そよ風アウトレット」や静電タッチ式LEDルームランプ、パノラマルーフ(PLaYグレードのみ)、プレミアムオーディオ(タイプ別設定)などを採用したほか、コンパクトSUVのクラス平均を超える広さを実現。乗る人すべてが快適に移動できる空間としました。

 搭載されるパワートレインは、2モーター式ハイブリッド「e:HEV」と1.5リッターガソリンエンジンの2種類を用意。ハイブリッドシステムは初代モデルの1モーター式ハイブリッド「i-DCD」から刷新されたほか、ガソリン仕様も新開発のエンジンが搭載されています。

 また、ホンダ独自の「リアルタイムAWD」では雪上走行や悪天候時でも安定した走行を実現するなど、オンロードでの使用がメインとされるコンパクトSUVでも安定感を付与しています。

 燃費性能(WLTCモード値)はe:HEV仕様が25.0km/L(FFの「e:HEV X」グレード)、ガソリン仕様が17.0km/L(FFの「G」グレード)です。

 またサスペンションやステアリングコラムの改善によりハンドリング性能が向上したほか、エンジン音の変動感抑制などによって車内のノイズや振動の軽減も図られています。

 新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT」が搭載されたほか、ホンダ量産車として初採用される「車内Wi-Fi」を搭載するなど繋がる機能も先代モデルと比べて拡大。

 最新の予防安全システム「Honda SENSING」では、カメラの視野範囲拡大や高速画像処理チップの採用などにより機能が大幅向上しました。

 新型ヴェゼルの車両価格(消費税込)は227万9200円から329万8900円です。e:HEV仕様が3グレード、ガソリン仕様が1グレード展開で、それぞれFF仕様と4WD仕様が設定されます。