歴代フィットには「RS」グレードなどスポーティグレードが設定されてきました。現行となる4代目フィットにも2021年6月3日に「フィット モデューロX」が追加されましたが、ユーザーからどんな反響があるのでしょうか。

「フィット モデューロX」に対する反響は?

 ホンダのコンパクトカー「フィット」は、今年(2021年)で生誕20周年を迎えます。フィットは2001年発売の初代、2007年発売の2代目、2013年発売の3代目と歴代モデルにおいて、「RS」をはじめとしたスポーティグレードが設定されてきました。
 
 そして、現行モデルとなる4代目フィットにおいてもスポーティグレードの「モデューロX」が追加設定されましたが、ユーザーからはどのような反響があるのでしょうか。

 フィットは、初代モデルでは「S」グレード、2代目モデルおよび3代目モデルでは「RS」グレードが存在し、優れた使い勝手とスポーティテイストを両立したモデルとして設定されていました。

 また前述した初代から3代目モデルのスポーティグレードでは、マニュアルトランスミッション(MT)仕様の設定があったことも特徴で、自らクルマを操る楽しさを満喫できるフィットとして注目されます。

 とくに、2代目モデルではパラレル式ハイブリッドシステム「IMA」と6速MTを組み合わせた「ハイブリッドRS」も存在(MT仕様のほかにパドルシフト付きCVT仕様も存在)。

 当時販売されていたハイブリッドスポーツカー「CR-Z」譲りのパワーユニットを搭載したモデルとして登場しました。

 一方4代目フィットに関して、2020年2月の発売当初はスポーティグレードの設定がありませんでしたが、2021年6月3日にスポーティグレードの「モデューロX」が追加されます。

 モデューロXは、走行性能やスポーティかつ上質なデザインが追求したコンプリートカーブランドとして開発され、2021年7月現在ミニバンの「フリード」「ステップワゴン」にも設定される状況です。

 フィット モデューロXでは、実効空力(日常の速度域でも体感できる空力効果)を意識した各種エアロパーツ、専用セッティングのダンパー、SUPER GTマシンに由来した造形の専用16インチアルミホイールをはじめとした各種専用パーツを装着。

 外観はブラックを基調とした存在感のあるデザインとされたほか、内装も本革×ラックス スエードの専用コンビシートが与えられるなどして、スポーティさに加えて上質感も演出されました。

 ただし、ベースの4代目フィットからMT仕様が消滅したこともありフィット モデューロXも2ペダル仕様(電気式無段変速機)となり、モーター走行が主体の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」が搭載されます。

 歴代を通じてスポーティグレードが存在してきたフィットですが、4代目フィットに搭載されるモデューロX仕様について、ユーザーからはどのような反応があるのでしょうか。

 くるまのニュースでは、2021年6月3日から22日にかけてSNS上でアンケートを実施し、ユーザーの生の声を調査しました。

 そのなかで、フィットのスポーティグレードに関する意見を自由記述で募集したところ、「今後も継続して設定を続けてほしい」という旨の意見が多数寄せられました。

 現在の愛車がハイブリッドRSグレードの2代目フィットだというユーザーは、「スポーティなクルマが好きなので、走りを楽しめるグレードをこれからも作り続けてほしいです」と回答。

 また、ほかのユーザーから現行型のフィット モデューロXについて「ハイブリッドコンパクトで、かつスポーティに振ったモデルは稀有なので、玄人受けすると思います」「いま一番ほしいグレードです」という声があります。

 一方、「『RS』は伝統あるブランドでかつスポーティグレード名としてわかりやすいので、『モデューロX』という名称よりも良いのではないでしょうか」という意見もありました。

 そしてフィット モデューロXは、ベース車のグリルレスデザインを排してブラックのグリルが採用されていますが、このフロントフェイスについても「なんだか無理やり感を感じます」「ベース車のグリルレスデザインの方が良かったです」などの回答が寄せられています。

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 4代目フィットの新たな個性として登場したフィット モデューロXが、ユーザーから今後どのような評価となるのか、注目されます。