独BMWは2021年7月7日、新型「2シリーズクーペ」を世界初公開しました。

「M240iクーペ」は374馬力の3リッター直6ターボ搭載

 独BMWは2021年7月7日、新型「2シリーズクーペ」を世界初公開しました。

 新型2シリーズクーペはプレミアムコンパクトクーペで、初代モデルは2013年に1シリーズクーペ(E82型)の後継モデルとして登場、日本でも2014年2月に発売されました。さらに2014年にはオープンモデルの「2シリーズカブリオレ」も登場、こちらは日本では2015年3月に追加されました。

 今回登場した新型2シリーズクーペは2代目。この2ドアモデルは、半世紀前に登場した伝説のモデル「2002(02シリーズ)」の流れを引き継いでいます。

 BMWのCセグメントコンパクトモデル「1シリーズ」をベースとした「2シリーズアクティブツアラー」「2シリーズグランツアラー」「2シリーズ グランクーペ」とは異なり、「4シリーズ」をベースに特別なチューニングを施し、後輪駆動(FR)、前後重量配分50:50、そしてパワフルな直列6気筒エンジン搭載モデルを用意することがセールスポイントとなっています。

 デザインは02シリーズまでさかのぼる、コンパクトでパフォーマンス重視の伝統的なコンセプトを現代風にアレンジしたものとなり、1シリーズをベースとした2シリーズとは差別化を図った、独特なデザインのクラシカルなスリーボックススタイルです。またフロントエンドには、4シリーズなどに採用される縦型キドニーグリルではなく、横長のキドニーグリルを採用しています。

 ボディサイズは全長4537mm×全幅1838mm×全高1390mm、ホイールベースは2741mmです。先代モデルと比較すると、全長は105mm、全幅は64mm、ホイールベースは51mm延長されています。また全高は28mm低くなり、トレッドはフロントで54mm(M240iは63mm)、リアで31mm(M240iは35mm)広くなっています。

 グレードはガソリンモデル2種類、ディーゼルモデル1種類の計3種類を用意。トランスミッションは全グレード8速ステップトロニック(AT)と組み合わされます。

 184馬力・300Nmを発生する2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載する「220iクーペ」は0-100km/h加速は7.5秒、最高速度は236km/hというパフォーマンスを発揮します。

 また「M240i xDriveクーペ」というMバージョンはトップグレードとなり、最高出力374ps・最大トルク500Nmを発生する3リッター直列6気筒ターボエンジンを搭載します。さらに全輪駆動のxDriveとなり、0-100km/hは4.3秒、最高速度は250km/h(リミッター作動)となります。

 ディーゼルモデルは「220dクーペ」と呼ばれ、190馬力・400Nmを発生する2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載。0-100km/h加速は6.9秒、最高速度は237km/hとなります。

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 新型2シリーズクーペは、メキシコにあるBMWグループのサン・ルイス・ポトシ工場で生産され、2022年初頭に市場導入される予定です。