アウトドアブームのなか、鹿児島トヨタが「ハイエース」をベースとしたオリジナルキャンピングカーを開発しました。「KT CRUISER」とは一体どんなモデルなのでしょうか。

トヨタディーラーと各種キャンピングカーを手掛けるビルダーがコラボ!

 新型コロナ禍で移動の自粛が求められるなか、密になりにくいクルマでの移動や、アウトドアレジャーを楽しむ人が増えています。

 そんななか鹿児島トヨタは、トヨタ「ハイエース」をベースとしたキャンピングカーを発表しました。

 ハイエースといえば、積載性の高さや耐久性に優れた商用バンとして、仕事で使われることが多いモデルですが、遊びや趣味の車両としても重宝されています。

 鹿児島トヨタは、業界内で先進的なビルダーであるキャンパー鹿児島(株式会社Kアクセス)とコラボレーションをおこない、「KT CRUISER」ブランドとしてオリジナルキャンピングカーを開発。2021年7月16日に公開しました。

 KT CRUISERは、全長4695mm×全幅1695mm×全高1980mmのハイエースバンをベースとすることで、誰もが乗りやすい4ナンバ―サイズを実現。

 さまざまなライフスタイルに対応できる機能性に優れた多機能モビリティで、快適な移動を楽しみながら、パーソナルな居住空間を確保しました。

 乗車定員は6名。セカンドシートは、前向き、後ろ向き、フラットとさまざまなアレンジができる専用のREVOシートを採用し、ドライブモードでは3名が着座することができます(全席シートベルト装備)。

 また、このセカンドシートと後部に設置されたソファーにもベッドにもなるマットと組み合わせ、リビングモードやオフィスモード、スリープモード(大人2名就寝可能)といった使い方も可能にしました。

 さらに、車両後部にはKT CRUISER専用の家具を設置。DC12V車載クーラーを設置することで車内の快適性を高めたり、左最後部に取り付けられたシンク&シャワーヘッドは、バックドアを開けて引き出せば、クルマの外でシャワーとして活用することもできます。

 なお、専用家具やベッドマット以外の架装標準装備として、フロア施工や断熱処理、天井板張り(LEDライト4個)、テーブル・カップホルダー(4個)、US電源・シガーソケット、インバーター500W、遮光カーテン、115Ah サブバッテリー(2個)、バッテリーモニターなどが備わります。

 架装オプションでは、ポータブル冷蔵庫(18リットル)やリチウムバッテリー、リチウム用外部充電器、19インチTV(アーム付き)、地デジチューナー、防虫ネット2面(サイド/リア)、網戸2枚が用意されました。

※ ※ ※

 KT CRUISERの「KT」には、「クルマでツーリズム」「空間を多目的に」「快適にトランスフォーメーション」というみっつの意味が込められているといいます。

 鹿児島トヨタによると、現時点で価格は未定で、2021年8月下旬から鹿児島県のみでの販売を予定しているということです。