ホンダのスポーツカーとして2016年に復活した「NSX」(2代目)ですが、2022年12月に生産終了することになりました。これについてクルマ好きはどのように感じたのでしょうか。

初代とは立ち位置が違った2代目NSX

 最近のホンダは主要モデルの生産終了が相次いでおり、2021年は「オデッセイ」「レジェンド」「クラリティ」が惜しくも廃止となります。

 さらに、2022年3月には軽スポーツカーの「S660」が終了することが決まっており、最終モデルとして限定販売された「S660 モデューロX バージョンZ」が短期間で完売となったことも話題になりました。

 そして、2016年に復活を遂げたスポーツカー「NSX」も、2022年12月に生産終了することがアナウンスされています。

 NSXの生産終了について、ユーザーはどのような感想を抱いたのでしょうか。アンケートを実施してみました。

「ホンダは2022年12月に2代目NSXの生産を終了することを明らかにしましたが、これについてどう思いますか?」という質問では、「終了と聞いて驚いた」が35.7%、「終了は悲しい」が33.3%、「終了はやむを得ない」が21.4%と、突然の終了宣言にさまざまな思いがあるようです。

 なお、最終モデルとして「NSX タイプS」が限定販売される予定です。これについて「興味がある」と回答した人が54.8%、「興味がない」と回答した人が45.2%という結果になりました。

 また、NSX タイプSは世界で350台の限定モデルですが、日本ではわずかに30台の割り当てとなっています。この30台という販売台数について、「妥当」と思う人がもっとも多く57.1%、「少ない」が40.5%、「多い」が2.4%となっています。

 2代目NSXの終了に関してはさまざまな声が聞かれました。

「ガソリンモデルのタイプRの登場を期待していたので残念」「ホンダのこだわりが詰まった、世界に誇れるスポーツカーですね」「初代に比べると随分と短い期間で終わってしまうなと思うも、この現状では仕方がないのかなとも思う」など、終了を惜しむコメントが数多く見受けられます。

 その一方、「もう少しブランドを大切に育てた方がよかったと思います」「スーパーカーにしては地味。チューニングのベースになるわけでもなく、需要が薄いのでやむなし」「初代NSXは成功したが、2代目NSXは失敗したと思う。二代目NSX終了は納得の選択。3代目NSXは登場しないと予想」「GT-Rの倍以上の値段では売れる訳がない」など、厳しい意見もありました。

 また、2代目はアメリカで開発・生産されたモデルでしたが、それについても「2代目はアメリカ主導のクルマだったので強い思い入れはない」「初代は日本の名車。2代目は高級なアメ車」「初代は世界水準に追いつき凌駕したという達成感がみなぎっていた。日本の誇りを感じた。2代目はアメリカ都合で出した感が強かった」と、初代との違いを指摘する声もあがっています。

 さらに、S660とNSXが終了となることで、ホンダのスポーツカーは2022年に登場予定の「シビックタイプR」のみとなります。これについても色々なコメントが寄せられました。

・エンジンをやめるという宣言したので、スボーツカーなんか作ってもみんな振り向かない。

・本田宗一郎が悲しむ。スポーツカーの火は絶やさないで欲しい。

・シビックも昔のようなイメージじゃないし、かつてのような気楽で気取らないスポーティカー復活させればいいのに。

・トヨタ「86」に対抗出来るくらいの値段でのスポーツカーが必要。シビックタイプRはもう若者には手が出ない。復活させるなら「S2000」。

・このご時世、シビックが残るだけでも御の字だと思う。スポーツカーより、海外で展開している1リッターターボエンジンを日本にも導入してほしい。それを使ったスポーツモデルにも期待したい。

・多くの人をホンダに引き付けた魅力のひとつは、モータースポーツで培った技術力に裏打ちされた他車を寄せ付けない高性能スポーツカー。そのカテゴリーから撤退するようなことがあれば、ホンダの存在感は失墜し市場から消え去ることになりかねない。

※ ※ ※

「N-BOX」をはじめとする軽自動車の販売が好調なホンダですが、その一方で、乗用車はやや苦戦しており、スポーツカーのみならず、需要が縮小するセダンも廃止し、今後は電動化に力を入れるといわれています。

 そんななか、2021年8月13日に、ホンダが海外で展開する「アキュラ」ブランドから、16年ぶりに「インテグラ」が復活するというニュースが飛び込んできました。

 今回はヘッドライトのティザー画像が公開されたのみで詳細は不明ではあるものの、2022年に市場投入を予定しているといいます。

 新型インテグラにタイプRが設定されるのか、さらには日本に導入されるのか、今後の展開に注目が集まります。