独メルセデス・ベンツは2021年8月27日、先日世界初公開されたばかりの小型ミニバン新型「CITAN(シタン)」のキャンピングカー仕様を発表、8月28日から9月5日までドイツ・デュッセルドルフで開催されるキャンピングカーショー「キャラバン・サロン・デュッセルドルフ」で発表します。

ガスコンロやシンク、冷蔵庫、2人分のベッドを搭載

 独メルセデス・ベンツは2021年8月27日、先日世界初公開されたばかりの小型ミニバン新型「CITAN(シタン)」のキャンピングカー仕様を発表、8月28日から9月5日までドイツ・デュッセルドルフで開催されるキャンピングカーショー「キャラバン・サロン・デュッセルドルフ」で発表します。

 今回登場するマイクロキャンピングカーは、メルセデス・ベンツが、キャンピングカーのリーディングカンパニーであるVanEssa mobilcamping社(以下バンエッサ社)と共同で開発したモデルです。先日発表された新型シタンの乗用車バージョンである「シタン・ツアラー」をベースにしています。
 
 リアに設置されたバンエッサ社のシステムキッチンは、引き出し式を基本に、一体型ガスコンロ、13リットルの水タンクを備えたシンク、31リットルのコンプレッサー付き冷蔵庫で構成されています。

 さらに食器や鍋などを収納するスペースも十分に確保されています。キッチンモジュールの重量は約60kgで、わずか数分で設置したり撤去することもできます。カラーバリエーションも豊富なので、自分好みにアレンジすることも可能です。

 バンエッサ社のスリーピングシステムを使えば、新型シタンの後部を簡単な手順で快適なベッドに変えることができます。高品質のマットレスを使用しているため、しっかりと睡眠することが可能です。

 走行中は、スリーピングシステムを収納、トランク内のシステムキッチンの上に置くことで、後部座席をフルに活用することができます。

 スリーピングモジュールは幅115cm×長さ189cmで、2人分の就寝スペースを確保しています。

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 新型シタンは全長4498mm×全幅1832mm×全高1859mm、ホイールベースは2716mmというサイズのスモールバンです。

 最大7つのエアバッグや最新の先進運転支援システム(ADAS)を標準装備。ABSやESPに加えヒルスタートアシスト、クロスウインドアシスト、疲労警告システム「アテンションアシスト」、メルセデス・ベンツ緊急通報システムを標準装備しています。

 乗用車バ−ジョンの新型シタン・ツアラーは、さらにアクティブブレーキアシスト、アクティブレーンキーピングアシスト、ブラインドスポットアシスト、スピードリミッターアシストを装備します。

 ベーシックモデルのドイツでの価格は2万3800ユーロ(日本円で約308万円。ドイツの付加価値税VAT19%込)からとなります。

 シタンは、ダイムラーとルノーの業務提携をきっかけに2020年10月に欧州で登場したスモールバンで、仏モーブージュにあるルノー工場で生産されています。

 今回登場した新型シタンは2代目です。2021年4月に、14年ぶりのフルモデルチェンジをはたして登場した新型「カングー」をベースにしています。