ホンダの中国法人は、同市場向けに新型「インテグラ」を世界初公開しました。発売は2021年第4四半期を予定しているといいます。また、同時に新型「シビック」が新型インテグラの姉妹車として先行発表されていますが、どのような違いがあるのでしょうか。

新型インテグラが中国で15年ぶりに発売! 独自デザインのインテグラとは?

 ホンダは、2021年9月28日に中国向けの新型「インテグラ」を世界初公開し、2021年第4四半期の発売を予定しているといいます。
 
 これにより、インテグラは2007年に販売終了から約15年ぶりに復活。さらに、中国では新型インテグラの姉妹車として、11代目となる新型「シビック」が先行発表されましたが、それぞれにはどのような違いがあるのでしょうか。

 インテグラは、1985年から2007年まで4世代に渡ってラインナップされてきたモデルです。

 なお、2021年8月に北米ホンダは2022年春にアキュラブランドにて新型「インテグラ」の復活をアナウンスしています。

 しかし、今回発表された中国仕様の新型インテグラは車名こそインテグラながら、基本設計などは新型シビックと同様のモデルです。

 一方のシビックは、ホンダを代表するモデルとして1972年の初代発売から2022年で50周年を迎えるロングセラーモデルとなり、2021年にそれぞれの市場にて、新型シビックのセダン/ハッチバックが発表されました。

 米国ではセダン/ハッチバック、日本はハッチバックのみ、中国はセダンのみと市場によってボディタイプは異なっているほか、2022年にはハイブリッド車や高性能グレード「タイプR」の発表が控えています。

 そうしたなかで、中国ではほぼ同時に新型インテグラと新型シビックが姉妹車という形で発表されました。

 ホンダは、中国において東風汽車との合弁会社「東風ホンダ」、広州汽車との合弁会社「広汽ホンダ」というふたつの販売ブランドでラインナップを揃えています。

 そのため、新型インテグラは広汽ホンダ、新型シビックは東風ホンダとそれぞれから販売されます。

 実際にデザインを見ると基本的には同じモデルながら、随所に異なる部分が存在します。

 フロント部分で新型インテグラは、横長なLEDが特徴的なヘッドライト、ハニカムデザインのグリル、控えめなロアグリル、ボディ同色のスタイリッシュバンパーデザインを採用しています。

 一方で新型シビックでは、L字LEDが特徴的なヘッドライト、水平基調のグリル、大きめなロアグリル、樹脂ベゼルにフォグランプを埋め込んだバンパーデザインを採用するなど、異なっています。

 また、ホイールもそれぞれのコンセプトにあったデザインを採用しているようです。

 リア部分では、それぞれリアコンビネーションランプのデザインが異なります。

 新型インテグラではL字の赤いランプに水平のウインカー、三分割のバックランプを採用。

 新型シビックは、同じL字の赤いランプではあるものの、ウインカーやバックランプのデザインは異なります。

 インテリアに関して、2021年9月30日時点で新型インテグラは公開されていないようですが、新型シビックに関してはグローバルで展開しているHonda CONNECTディスプレー(DAスマートスクリーン)やパンチングメタルのエアコンアウトレットを採用しています。

 パワートレインにおいて、新型インテグラのリアに「240 TURBO」というバッチが付けられていることから、1.5リッター直列4気筒エンジン(134kW/240Nm)を搭載すると見られ、MT仕様のラインナップも用意されるようです、 

 一方で、新型シビックは「180 TURBO」という1.5リッター直列4気筒(95kW/180Nm)と新型インテグラと同じ「240 TURBO」をラインナップしますが、全車CVT仕様となります。

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 なお、中国におけるシビックは、東風ホンダによると同市場で16年の歴史を持つといい、クラス内のベンチマークとして時代の変化に合わせて進化してきたといいます。

 一方の新型インテグラについて、広汽ホンダは「インテグラの名は、究極のパフォーマンスを追求するホンダの象徴です。広汽ホンダは、そのインテグラを新しい戦略的ミッドサイズセダンとして、ホンダのパフォーマンス技術と情熱的なスポーツDNAをより多くの若いユーザーに届けるほか、スポーツセダンの新しい時代を切り開きます」と説明しています。

 そのため、今回のインテグラ復活は単純に車名だけではなく、インテグラの持つホンダスポーツのDNAを盛り込んだ形で登場するようです。