スバルは新型「WRX S4」のティザーサイトを公開し、動画で日本仕様の登場を予告しています。公開された内容から読み取れる特徴とは、一体何でしょうか。

従来のWRX S4にも設定のあった「STIスポーツ」を設定か?

 スバルは、新型「WRX S4」の特設サイトを2021年9月30日に公開し、あわせて日本仕様のティザー映像を公開しました。ティザー映像からわかる、従来モデルとの違いは一体何でしょうか。

 WRXは、「インプレッサ」の高性能バージョン「インプレッサWRX」をルーツに持ち、日本では2014年8月25日に発売されたモデル以降、インプレッサから完全に独立したモデルとしてラインナップされています。

 モデル展開としては、「ハイパフォーマンスカーでありながら、乗り手を選ばない万能型スポーツセダン」を掲げ、スポーツリニアトロニック(CVT)を搭載したWRX S4と、スバル最高峰のAWDスポーツセダンとして開発され、強化6速MTのみの設定とした「WRX STI」の2車種を設定。

 搭載されるエンジンは、WRX S4が「FA20型」と呼ばれる最高出力300馬力・最大トルク400Nmの2リッター水平対向直噴ターボ“DIT”。

 WRX STIがモータースポーツでも実績を重ねてきた2リッター水平対向ターボ「EJ20型」で、最高出力308馬力・最大トルク422Nmを発揮します。

 なお、北米仕様のWRX STIでは排気量が大きい2.5リッター水平対向ターボ「EJ25型」が採用されていて、最高出力314馬力・最大トルク393Nmというスペックでした。

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 日本では2019年12月にWRX STIが販売終了し、その後2021年1月にWRX S4も販売が終了していますが、今回全面刷新を受けた日本仕様のWRX S4がティザー映像で披露され、近日中の国内導入が期待される状況です。

 外観は、従来モデルのWRX S4では見られなかったフェンダーアーチの樹脂パーツが特徴的なほか、フロントグリル内にSTIのエンブレムが装着されていることも確認できます。

 これが果たして初代WRX S4にも設定のあった「STIスポーツ」グレードの存在を表しているのか、今後明らかになるとみられます。

 ちなみに、日本仕様に先行して公開された北米仕様の新型WRXでは、搭載されるエンジンとして最高出力275馬力・最大トルク350Nmの2.4リッター水平対向直噴ターボを搭載し、トランスミッションは6速MTとスバルパフォーマンストランスミッション(CVT)が設定されるとアナウンスされました。

 日本仕様のWRX S4が、どんなエンジンを搭載して登場するのかにも注目が集まります。

 それではここで、WRXの歴史に関するクイズです。

 WRXおよびインプレッサWRXはこれまで、さまざまなコンプリートカーが限定車として登場してきました。

 2018年7月に、初代WRX STIをベースとして登場したコンプリートカー「WRX STI タイプRA-R」は、何を記念して登場した限定車でしょうか。

【1】WRX誕生30周年

【2】スバル創立30周年

【3】STI創立30周年

【4】インプレッサ誕生30周年

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 正解は【3】の「STI創立30周年」です。

 スバルのモータースポーツ活動に携わるSTI(スバル・テクニカ・インターナショナル)の創立30周年を記念して500台限定で販売されたWRX STI タイプRA-Rは、ベース車比で21馬力パワーアップした最高出力329馬力のバランスドエンジンを搭載したほか、重量もベース車に対して10キロ軽量化。

 STIコンプリートカーで最高のパフォーマンスを誇る「S208」を上回るパワーウェイトレシオを記録しました。

 硬派な高性能モデルとして登場しましたが、499万8240円(消費税込)という車両価格にも関わらず即日完売したといいます。