2021年9月19日に北米トヨタは、新型「タンドラ」のオフロード仕様となる「TRD Pro」を世界初公開。2021年12月に発売されるといいますが、どのような仕様なのでしょうか。

トヨタ新型タンドラのTRD Proとは

 2021年11月5日、トヨタの米国法人(米国トヨタ)は新型「タンドラ」のエントリー価格を発表しました。
 
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 新型タンドラは、「SR」「SR5」「Limited」「Platinum」「1794 Edition」「TRD Pro」をグレードとして設定しています。

 なかでももっともタフなグレードとなるのがTRD Proで、標準仕様よりもタフでアクティブな内外装デザイン・機能を採用しているほか、悪路走破性能も大きく向上している仕様で、米国トヨタの一部ラインナップに設定されています。

 TRD Proは、専用のエクステリアを採用しており、標準仕様ではグリルベゼルにメッキ加飾を採用していますが、TRD Proではボディ同色に変更。

 さらに先代タンドラよりも大型の樹脂製ハニカムグリルやTOYOTAエンブレム、専用LEDを装着することで迫力のあるフェイスとなっています。

 そのほか、フロントスタビライザーバー、サスペンションパーツ(レッドペイント)、TRDアルミフロントスキッドプレート、アンダーボディプロテクションといった専用装備を採用。

 足元には、BBS製アルミホイールにファルケン製オールテレーンタイヤを装着することで、オフロード性能の高さを演出しています。

 TRD Proのインテリアには、レッドを基調とした専用装備が備えられレッドを基調としたデザインとなり、ダッシュボードには「TOYOTA」エンブレムが装着されました。

 2種類のパワートレインを設定する新型タンドラには、標準仕様として新開発の3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジン(最高出力389馬力/最大トルク479lb-ft)と新開発10速ATを組み合わせたものをラインナップ。

 TRD Proには、標準仕様をベースにEV走行などが可能でエネルギー回生など効率的に動力を伝達する「i-FORCE MAX」(最高出力437馬力、最大トルク583lb.ft.)を採用しています。

 また足回りでは、TRD Pro用に2.5インチ径のFOX製インターナルバイパスショックを装着し、オフロード性能を最大限に発揮。

 このショックは、フロントを1.1インチリフトアップしているほか、リザーブタンクにオイルを貯めることで、過酷な環境下でのオフロード性能を向上させています。

 そのほかの機能面では、さまざまな地形でホイールスピンを抑制する設定が可能なため「マルチ・テレイン・セレクト」を採用するほか、「クロール・コントロール」は、低速のオフロード・クルーズ・コントロールとして、5段階の速度で悪路走破が可能です。

 
 また、「マルチ・テレイン・モニター」により、ボタンを押すだけでフロント、リア、サイドの映像がディスプレイに表示され、ドライバーは周囲に障害物がないかどうかを確認することができます。

 パノラミックビューモニター(PVM)は、カメラを使ってトラックのトップダウンビューを14インチのモニターに表示し、視認性を高めます。PVMには、荷台の様子を確認できるリアビュー、トレーラーの両側にあるものを確認できるリアスプリットビュー、トレーラーの連結をサポートするヒッチビューなどがあります。

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 新型タンドラでは、TRD Pro以外のグレードでもタフなテイストを演出できる「TRDオフロードパッケージ」が「SR5」「Limited」「1794 Edition」に用意されています。

 このパッケージは、18インチTRDホイール(Limited、1794には独自の20インチホイール)、TRDグリル、TRDオフロードサスペンション、スキッドプレート、マッドガード、TRDレザーシフトノブなどを装備。

 4WD仕様には電子制御式リアディファレンシャルロックや、前述の「マルチ・テレイン・モニター」や「クロール・コントロール」が追加されます。

 新型タンドラは2021年12月に全米のディーラーに到着予定です。価格に関して、現時点ではエントリーグレードとなる「SR」が3万5950ドル(約408万円)から設定されることが明らかになっています。

 そのほかのグレード価格やオプションについては、発売までに発表される予定です。