インドネシアで公開されたホンダのコンセプトモデル「SUV RS コンセプト」は、どんなSUVとして登場するのでしょうか。市販化に向けて、期待が高まります。

初代シビックから続く「RS」の歴史

 ホンダのインドネシア法人(PTホンダ・プロスペクト・モーター)は、2021年11月11日から同月21日までジャカルタで開催されている「ガイキンドインドネシア国際オートショー2021(GIIAS2021)」で、新型SUVのコンセプトモデル「SUV RS CONCEPT(新型RSコンセプト)」を世界初公開しました。

「RS」仕様のホンダ車が多数ラインナップされるインドネシア市場で発表された、スポーティ仕様のSUVとは、どのようなモデルなのでしょうか。

 ホンダがスポーティ仕様の名前に用いる「RS」は、初代「シビックRS」(1974年発売)から受け継がれている伝統あるグレード名です。

 ホンダによるとRSは「ロードセーリング」の略とされており、2021年11月時点で日本市場では軽自動車「N-ONE」に設定されています。

 そんななか、インドネシアにおけるホンダ車のラインナップでは「シティハッチバック」、「ブリオ」、「モビリオ」、シビックといった幅広いモデルにRS仕様を設定(RS単一グレードのモデルも存在)。

 今回インドネシアにおけるホンダのSUVとして、初めて「RS」バッジが与えられたSUVとして、新型RSコンセプトが発表されました。

 PTホンダ・プロスペクト・モーターとホンダR&Dアジア・パシフィックとのコラボで開発されたコンパクトSUVで、スリムなボディやフロントフェイスに溶け込み斬新な印象を与えるデザインのグリル、シャープなキャラクターラインが特徴です。

 インドネシア市場において、コンセプトモデルが発表されてからそれを元に市販化されたホンダ車の例は少なくありませんでした。

 そのため、今回のコンセプトSUVも「●● RS」というかたちで市販化されることが期待されます。

 ホンダ伝統の「RS」グレードを冠した新モデルの登場に、注目が集まります。

 それではここでクイズです。

 前述のとおりシビックRSの存在でも知られる初代シビックですが、ホンダの知名度向上に貢献した初代シビックのトピックとして、当時アメリカで達成不可能とされた厳しい環境規制(排ガス規制)を他メーカーに先駆けてクリアした「CVCCエンジン」の搭載も有名です。

 では、CVCCエンジンがクリアしたアメリカの環境規制の通称は、一体何というでしょうか。

【1】アスキー法

【2】マスキー法

【3】ディーゼル車規制

【4】昭和51年排ガス規制

※ ※ ※

 正解は【2】の「マスキー法」です。

 1970年に施行されたマスキー法は、アメリカで1963年から施行されてきた大気清浄法を大幅に修正したものです。呼称は、エドマンド・マスキー上院議員の提案により実現したことに由来します。

 ホンダのCVCCエンジンは世界で初めてクリアし、合格第一号となることに成功。排出ガスの規制値は非常に厳しく、当時はマスキー法をクリアするのは不可能とまでいわれていたことから、世界の注目を集めました。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定