レクサス新型「NX」の最上級グレードに、メーカーオプションをフル装備したら果たしていくらになるのでしょうか。PHEVモデルに装着可能なメーカーオプションをすべて選択した仕様で検証します。

レクサス初となるPHEV仕様は2グレード展開

 レクサスが2021年10月7日に発表した2代目モデルの新型「NX」は、レクサスとして初のPHEVをラインナップ。次世代レクサスの幕開けを象徴するモデルとして、さまざまな先進技術が搭載されています。

 そんな新型NXですが、車両価格はPHEVモデルで700万円を超えるなど、高級SUVらしい価格設定になっています。もし、新型NXの最上級グレードに装着可能なオプションをすべて選択したら、総額はいくらになるのでしょうか。

 PHEVモデルをベースにした豪華仕様で検証していきます。

 新型NXは、PHEVモデルのほかにハイブリッドモデル、2.4リッターターボエンジンモデル、2.5リッター自然吸気エンジンモデルなど、幅広いパワーユニットが設定されています。

 エントリーグレード(2.5リッター自然吸気エンジンモデル)の価格(消費税込、以下同様)は455万円です。

 一方、2グレードが展開されるPHEVモデルでは「バージョンL」グレードが714万円、「Fスポーツ」グレードが738万円に設定されています。

 今回は、新型NXの最上級グレードとなる「NX450h+ Fスポーツ」をベースに、装着できるメーカーオプションをすべて選択します。

 新型NXに設定されるメーカーオプションのなかで、「Fスポーツ」グレードにしか設定されない専用装備が「“F SPORT”専用オレンジブレーキキャリパー」です。

 スポークの間から覗く鮮やかなオレンジ色のブレーキキャリパーが、新型NXの存在感を足元から演出します。フロント側にはLEXUSロゴが入り、メーカーオプション価格は4万4000円です。

 また、ほかの国産車ではまだほとんど設定のない、先進的な装備が設定されている点も新型NXの特徴ですが、なかでもクルマのカギいらずで新型NXをドライブできるという先進機能として「デジタルキー」が設定されます。

 専用のスマートフォンアプリをインストールすることで、デジタルキーとしてスマートフォンを利用可能となり、スマートフォンを携帯していればドアのロック/アンロックからエンジンの始動まで対応します。

 また、スマートフォン同士でデジタルキーの受け渡しができるので、家族・友人同士で遠く離れた場所でおこなうクルマの貸し借りにも便利です。メーカーオプション価格は3万3000円です。

 PHEVモデルならではのオプションとして、「充電ケーブル」も設定されています。車両には7.5mの充電ケーブルが標準装備されますが、メーカーオプションでは倍の長さとなる15mの充電ケーブルを設定。駐車環境によっては、必須となる場合もあるかもしれません。メーカーオプション価格は8800円です。

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 今回、新型NXで選択したメーカーオプションは全部で11個です。そして、ディーラーオプションとして選択されることが多いフロアマットを追加すると、オプションの一覧は次のようになります。

●メーカーオプション(総額:63万4700円)
・有償色:ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング(16万5000円)
・ムーンルーフ チルト&スライド式(11万円)
・ルーフレール(3万3000円)
・おくだけ充電(1万3200円)
・パノラミックビューモニター 床下透過表示機能付 +パーキングサポートブレーキ 後方歩行者[PKSB]+別体型ディスクプレイヤー(13万7500円)
・ITS Connect(2万7500円)
・デジタルインナーミラー(4万4000円)
・“F SPORT”専用オレンジブレーキキャリパー フロントLEXUSロゴ(4万4000円)
・寒冷地仕様(1万8700円)
・充電ケーブル AC200V用 15m(8800円)
・デジタルキー(3万3000円)

●ディーラーオプション
・フロアマット タイプF(9万3500円)

 以上の装備を選択した「NX450h+ Fスポーツ」は、総額810万8200円となりました。

 非常に先進的な装備から、ムーンルーフやおくだけ充電などの快適性向上に寄与する装備、オレンジブレーキキャリパーのような見た目の印象を買える装備まで、新型NXは幅広いメーカーオプションが設定されており、オーナーは自分の個性を主張することができるといえるでしょう。