トヨタが2021年11月1日にハイブリッド仕様を追加した小型SUV「ライズ」は、国内のSUV市場のなかでも人気モデルとしてすでに定着しています。手頃な価格も人気の要因ですが、ハイブリッド仕様にオプションをフル装備すると価格はいくらになるのでしょうか。

AC100V・1500WのアクセサリーコンセントはHVのみの設定

 トヨタは、小型SUV「ライズ」の一部改良を2021年11月1日におこない、あわせてハイブリッド仕様(以下、ライズハイブリッド)を追加して同日に発売しました。

 ライズはダイハツ「ロッキー」のOEMモデルですが、自販連が発表する2021年4月から9月の登録車販売台数ランキングにおいて、SUVのなかで販売首位(SUV単独車種のみカウントした場合)を獲得するなど、人気SUVとしての立ち位置を確立しています。

 取り回しやすいボディサイズだけでなく、国産SUVのなかで比較的手頃な価格設定も特徴といえますが、もしライズハイブリッドにオプションをフル装備したら、車両価格はいくらになるのでしょうか。

 最上級グレードに装着可能なメーカーオプションをすべて装着した場合で検証します。

 ライズハイブリッドは、車両価格が216万3000円(消費税込、以下同様)の「G」グレードと、232万8000円の「Z」グレードのみの設定です。駆動方式はいずれも2WDのみとなります。

 今回は「Z」グレードで選択可能なメーカーオプションをすべて装備した仕様で見ていきます。

 ライズハイブリッドに設定されるメーカーオプションのうち、ライズ(ガソリン車)には設定のない装備として「アクセサリーコンセント(AC100V/1500W/非常時給電システム付)」があります。

 AC100V、1500Wのコンセントをラゲッジルームに設置。災害時などの非常時に、電化製品を使える環境が整います。ガソリン満タン時の電力供給時間は約4日を確保し(消費電力400W時)、メーカーオプション価格は4万4000円です。

 またライズハイブリッドには、夜間歩行者検知対応の衝突被害軽減ブレーキや標識検知機能(進入禁止/最高速度/一時停止)などを含む予防安全パッケージ「スマートアシスト」のほとんどの機能が標準装備されますが、例外でオプションとなるもののひとつに「BSM+RCTA」があります。

 BSM(ブラインドスポットモニター)は、隣の車線を走る車両を検知してインジケーターを点灯し、ドライバーに死角にいる車両への注意を促す機能です。ウインカー操作をするとインジケーターの点滅とブザー音でさらに注意喚起します。

 RCTA(リヤクロストラフィックアラート)は、駐車スペースから後退する際に左右後方から接近してくる車両をレーダーで検知し、注意喚起するものです。

 ふたつはセットオプションとなっており、6万6000円で選択できます。

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 今回選択したすべてのメーカーオプション(総額35万5300円)に加えて、ディーラーオプションとしてよく装着されるフロアマットとETCを選択すると、オプションの一覧は次のようになります。

●メーカーオプション(総額:35万5300円)
・有償色:ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール(7万7000円)
・アクセサリーコンセント AC100V・1500W 非常時給電システム付(4万4000円)
・BSM+RCTA(6万6000円)
・ディスプレイオーディオパッケージ(9万7900円)
・スマートパノラマパーキングパッケージ(3万3000円)
・パノラミックビューパッケージ(1万6500円)
・寒冷地仕様(2万900円)

●ディーラーオプション(総額:6万1600円)
・フロアマット デラックスタイプ(2万7500円)
・ETC2.0ユニット ビルトイン ボイスタイプ(3万4100円)

 以上の装備を選択したライズハイブリッド Zグレードは、総額274万4900円になりました。

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 ライズハイブリッドはハイブリッドSUVのなかでも、比較的安価な価格設定が魅力のモデルといえます。

 そのため、メーカーオプションを吟味して、なるべく総支払額を抑えるのが、ライズハイブリッド本来の買い方なのかもしれません。