トヨタのインドネシア法人は、3列SUV「フォーチュナー」の新型モデルを現地で発表しました。パワフルな新エンジンが設定されたといいますが、具体的にどんな改良がおこなわれたのでしょうか。

インドネシア仕様の「ランドクルーザー」300シリーズも発表

 トヨタのインドネシア法人は、2022年1月14日に「フォーチュナー」(インドネシア仕様)の新型モデル(標準車)を現地で発表しました。

 今回、スポーティグレードとなる「GRスポーツ」も含めて仕様展開が拡充されたといいますが、どんな特徴があるのでしょうか。

 フォーチュナーはラダーフレーム構造を採用した海外専売の3列SUVで、新興国を中心に展開されています。

 インドネシア市場においては、2021年8月9日にTOYOTA GAZOO Racing(GR)の名前を冠したGRスポーツが、新たに発表されました。

 この時点では、フォーチュナーの標準車とGRスポーツに搭載されるエンジンは2.4リッターディーゼル(最高出力150馬力・最大トルク40.8kgm)と2.7リッターガソリン(最高出力163馬力・最大トルク24.7kgm)とされ、駆動方式も2WDのみでした。

 今回、フォーチュナーの標準車「VRZ」グレードおよびGRスポーツに新たなエンジンとして2.8リッターディーゼルを設定しました。最高出力は204馬力、最大トルクは50.9kgmを発揮します。

 0-100m/h加速において、従来から設定された2.4リッターディーゼルと新たに登場した2.8リッターディーゼルを比較すると、2.4リッターディーゼルは14秒だったのに対し、2.8リッターディーゼルは11.9秒まで短縮されたということです。

 またGRスポーツの4WD仕様では、ダウンヒルアシストコントロールやイージー4×4スイッチなどの機能を備える4WDシステムを装備します。

 フォーチュナーは、標準車が仕様違いで4グレードを設定し、GRスポーツがエンジンや駆動方式など仕様の違いで4グレードの全8グレードを展開。

 新型フォーチュナーの価格は5億2160万ルピアから(日本円換算で約417万円から、1ルピア0.008円で計算)、そしてGRスポーツが5億6100万ルピアから(約448万円から)設定されます。

 トヨタのインドネシア法人(PTトヨタアストラモーター)でマーケティングディレクターを務めるアントン・ジミー・スワンディ氏は、「新たに追加した2.8リッターディーゼルエンジンの存在は、よりすばらしい選択肢をユーザーに提供します。

 新型フォーチュナーに対してさらなる動力性能を求めるユーザーの期待に応えることを期待します」とコメントしています。

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 なお、トヨタのインドネシア法人は新型フォーチュナーとあわせて、新型「ランドクルーザー」(300シリーズ)のインドネシア仕様を発表しました。

 ディーゼル仕様のみの設定で、「GRスポーツ」と「VX-R」の2グレードが設定されます。価格はGRスポーツグレードが23億7880万ルピア(約1990万円)、VX-Rグレードが23億2380万ルピア(約1859万円)です。