ピカッと光っても慌てないで大丈夫です。クルマはエンプティランプは点灯後どのくらい走行できるのでしょうか。

給油ランプ点灯後にどれくらい走れるの?

 クルマを運転する際には「ガソリン」が入っているかガソリン残量計を確認しますが、残量が少なくなってくると「エンプティランプ(給油ランプ/燃料残量警告灯/燃料警告灯)」が点灯する仕組みになっています。
 
 運転の道中で「エンプティランプが点灯」した場合、「急いで給油しなければ」と心理的に焦ることもありますが、エンプティランプが点灯してからどのくらい走行出来るものなのでしょうか。

 市街地などでは比較的に見つけやすいガソリンスタンドですが、山間部や高速道路ではすぐに給油出来ないこともあります。

 ガソリン燃料計には、アナログ表示/デジタル表示の2種類が存在。基本的な仕組みは、タンク内のフロート(浮子)が上下する量により計測しています。

 一般的にエンプティランプが点灯した際の航続距離は、車種によるものの50kmから100km程度といわれています。

 航続距離は、エンプティランプ点灯時の残量値と燃費値がわかれば、おおよそ走れる距離を把握することが可能です。

 例えば、エンプティランプが残り5リッターで点灯した場合に燃費値が15km/Lであれば、およそ75kmは走行できるという計算になります(道路状況/使用状況に異なる)。

 また、クルマ毎のエンプティランプが点灯するタイミングは、取扱説明書で確認することができます。

 例えば、ホンダの軽自動車「N-BOX(Gグレード)」の場合、2WD車(残4リッター)、4WD車(残3.7リッター)で点灯します。

 N-BOXのカタログ燃費(WLTCモード)は、2WD車(21.2km/L)、4WD車(19.8km/L)となり、エンプティランプ点灯後には2WD車が約84km、4WD車が約73km走行できる計算になります。

 また、トヨタのミニバン「ノア(Gグレード/ガソリン車)」は、残7.8リッターで点灯。駆動方式にかかわらず、カタログ燃費(WLTCモード)は15.1km/Lであるため、点灯後は約117kmの走行が可能です。

 さらに、ホンダのSUV「ヴェゼル(Gグレード/ガソリン車)」は、残5.3リッターで点灯。カタログ燃費(WLTCモード)は、2WDで17.0km/L、4WDで15.6/Lとなり、2WD車が約90km、4WD車が約82kmとなります。

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 一方で高速道路では、ガソリンスタンドが併設されるSA/PAまでの距離が長いことがあります。

 基本的にSA/PAは約50km間隔にガソリンスタンドが配置されていますが、なかには100km以上離れている区間も点在しています。

 なお道路交通法第75条では「自動車の運転者の遵守事項」として、「自動車の運転者は、高速道路において自動車を運転しようとするときは、あらかじめ燃料の状態を点検し、必要がある場合においては、高速道路において燃料不足のため当該自動車を運転することができなくなることを防止するための措置を講じなければならない」とされています。

 つまり、高速道路上でガソリン切れを起こし、事故や故障以外の理由でクルマを停車させてしまうと法令違反とみなされる可能性があります。

 万が一、高速道路上でガソリン切れを起こした場合には、ハザードランプを点灯させクルマを路肩に寄せ、停止表示器材や発炎筒をクルマの後方に設置するなどの対策することで、二次災害などを防ぐことが出来ます。

 その後、携帯電話などで「道路緊急ダイヤル(#9910)」または高速道路上にある非常電話にて救援依頼をしましょう。