2022年は、トヨタ新型「GRスープラ」新型「GRカローラ」や日産新型「フェアレディZ」、ホンダ新型「シビックタイプR」などが登場します。どのような特徴があるのでしょうか。

今年は国産スポーツカーが豊作! 最強MT車がトヨタ・日産・ホンダから登場!

 2022年4月28日、TOYOTA GAZOO Racingは6速MTを追加した新型「GRスープラ」を世界初公開しました。
 
 2022年は、GRスープラ以外に新型「GRカローラ」や日産新型「フェアレディZ」、ホンダ新型「シビックタイプR」など、多彩なMTを設定するスポーツカーに注目が集まります。

 2019年1月に登場したGRスープラは5代目にあたり、2002年に4代目スープラの生産終了から17年ぶりに復活しました。

 BMWとの協業から誕生したGRスープラは「Z4」とプラットフォームやコンポーネントは共通ですが、パワートレインやチューニングなど差別化が図られています。

 GRスープラのボディサイズ(日本仕様)は、全長4380mm×全幅1865mm×全高1290mm-1295mm、ホイールベース2470mmです。

 パワートレインは、「RZグレード」に387馬力を発揮する3リッター直列6気筒ターボエンジンを搭載。

「SZ-Rグレード/SZグレード」に2リッター直列4気筒ターボエンジン(SZ-R:258馬力/SZ:197馬力)が搭載されています。

 発売当初は、8速スポーツATのみが設定されていましたが、今回新たに「RZグレード」のみに6速MTが追加されました。

 TOYOTA GAZOO Racingは6速MTの追加について、「GRのDNAを受け継ぎ、より一層、走りを楽しむために開発。お客さまのご期待にお応えする1台」と説明しています。

 GRスープラにMT仕様が追加されたことは世界中で話題になっていますが、2022年に新たなGRモデルとして登場したのが、新型「GRカローラ」です。

 2022年3月にアメリカカリフォルニア州ロングビーチにて世界初公開されました。

 新型GRカローラは、GRスープラ、「GRヤリス」、「GR86」に続くモデルです。

 新型GRカローラは「お客さまを虜にするカローラを取り戻したい!」とのモリゾウ選手(トヨタ社長・豊田章男氏)の想いから開発が始まったといいます。

 トヨタ「カローラスポーツ」をベースとしたボディサイズは全長4410mm×全幅1850mm×全高1480mm、ホイールベース2640mmです。

 パワートレインは、GRヤリスにも搭載した1.6リッター直列3気筒インタークーラーターボエンジンを強化することで最高出力304馬力を達成。トランスミッションは6速iMTを組み合わせています。
 
 なお、ショートストロークのシフトレバーにすることで腕の位置配置を自然にし素早いシフト操作を可能としました。

 そのほか、限界域での車両コントロールを確実なものにするためにパーキングブレーキには手引き式を採用しています。

 新型GRスープラの日本発売は2022年後半を予定しています。

最強MT車はトヨタ車だけじゃない! 日産、ホンダの本気マシンとは?

 2022年1月14日に東京オートサロン2022で日産が新型「フェアレディZ」(日本市場向けモデル)を初公開しました。

 スープラと共に歴史を持ちつつ、世界中にファンが存在する名車で、これまで180万台以上の販売を誇るスポーツカーです。

 7代目となる新型フェアレディZは全長4380mm×全幅1845mm×全高1315mm、ホイールベース2550mmです。

 搭載されるエンジンは、最高出力405馬力を達成する3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。

 トランスミッションは9速AT(マニュアルモード付き)と6速MTを設定。6速MTは、クラッチディスクとギヤトレインの強化や新設計のシンクロナイザーシステムの採用、シフトプロファイルの変更により、ドライバーの意のままのスムーズなシフトチェンジが可能だといいます。

 日本市場では、標準グレードの「フェアレディZ」をはじめ、「Version S」、「Version T」、「Version ST」、240台限定の「Proto Spec」をラインナップ。

 なお、2022年夏頃に発売される新型フェアレディZの価格(税込)は、524万1500円から696万6300円とアナウンスされれています。

 ホンダは、11代目「シビック」としてセダン、ハッチバックをラインナップしていますが、2022年に新型「シビックタイプR」を発表することを明かしています。

 日本では、東京オートサロン2022で赤い「R」ロゴがデザインされたカモフラージュ柄が施されたコンセプトモデルが登場しています。

 なお、2022年4月には鈴鹿サーキット国際レーシングコースで最終的な性能評価のための走行テストを実施。

 この際、FFモデルで最速となる2分23秒120のラップタイムを記録しました。

 なお、発売時期に関しては明らかにされていないものの、秋から冬に向けて何らかの動きが予想されます。

※ ※ ※

 昨今、MT車が少なくなっているといわれていますが、前述のようにさまざまな魅力を持つMT仕様のスポーツカーが登場します。

 クルマ好きにとってMT車というものに興味や憧れを持つ人は少なくありません。

 トヨタ、日産、ホンダから登場する新たなMT &スポーツカーに期待せずにはいられません。