移動制限のないゴールデンウイークが久々にやってきます。クルマでの旅行やロングドライブを計画されているひとも多いと思いますが、残念ながら今年から高速道路の休日割引が適用されません。連休中でも適用されるETC深夜割引制度をあらためて紹介します。

連休なのに高速料金が休日割引適用外! 少しでもお得に走る「深夜割引」について解説

 2022年3月16日にネクスコ各社は、繁忙期を中心に激しい渋滞が発生している状況や観光需要を平準化する取組みも進められている状況を踏まえた国土交通省からの依頼により、2022年度以降のゴールデンウイーク、お盆、年末年始においては休日割引を適用しないとの内容を発表しました。

 コロナ禍が続くなかで久しぶりの移動制限のないゴールデンウイークで、クルマでのお出かけを検討されている方も多いはず。そんなゴールデンウイーク中にも適用される高速道路割引が「ETC深夜割引」です。その条件をあらためて確認します。

「ETC深夜割引」は、休日にかかわらず毎日深夜0時から午前4時にかけてETCを通過した場合に料金が30%割引になるシステムです。

 対象となる路線は、NEXCO東日本/中日本/西日本(NEXCO3社)が管理する全国の高速道路及び宮城県道路公社の仙台松島道路で、京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路の自動車専用道路では適用されません。

 距離の制限や回数の制限はなく(一部自動車専用道路などでは対象外あり)、また2輪や4輪、大型車関係なくすべての車両が一律に30%割引となります。

 また、あくまでETCを利用した場合に適用される割引であり、一般レーンから現金利用する場合、深夜割引は適用されません。

 ETC深夜割引は、深夜0時から午前4時までの間にETCが整備されている入口インターチェンジをETC無線通信により通過すること、もしくはその時間内に対象となる高速道路を走っていることが適用の条件となります。

 たとえば深夜0時10分に対象区間の高速道路をETC入り口から乗った場合、4時までに高速道路を降りた場合でも、4時以降に降りた場合でも、いずれも深夜割引の対象に。

 また21時にETC入り口から乗った場合では、深夜0時前に高速道路を降りてしまうと深夜割引の適用外になりますが、例えばそのまま走り続けて深夜0時から午前4時の間にETCゲートを通過せず朝6時に目的地の高速道路インターで降りた場合でも、その深夜時間帯に高速道路を走行していたことが証明できるので深夜割引の対象に。

 午前4時になる直前の午前3時59分にETC入り口を通過して対象区間の高速道路に乗れば、降りる時間は関係なく深夜割引の対象となります。

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 2022年4月1日から首都高速でも上限料金の引き上げと合わせて深夜割引が導入されました。
 
 高速道路割引と同様のルールが適用され、時間は深夜0時から午前4時の間で、割引率は20%となります。

 ただし割引待ちで適用時間直前に料金所手前の本線上に停留することは、首都高速や高速道路に限らず非常に危険な違反行為となるので、絶対にやめましょう。

 今年のゴールデンウイークは、計画的に安全運転で連休を楽しんでください。