トヨタの欧州法人は2022年6月2日、「カローラ」シリーズのマイナーチェンジモデルを現地で発表しました。どのような点が進化したのでしょうか。

搭載されるハイブリッドシステムが進化

 トヨタの欧州法人は、マイナーチェンジした「カローラ」シリーズ(カローラセダン、カローラツーリングスポーツ、カローラハッチバック)を2022年6月2日に発表しました。

 日本未発売となるカローラGRスポーツも含め、欧州市場においてカローラはどのような改良を受けたのでしょうか。

 欧州市場において、現行カローラは日本における車種名と一部異なる名前で展開されており、例えばステーションワゴンタイプが日本では「カローラツーリング」として販売される一方欧州では「カローラツーリングスポーツ」として販売。

 ハッチバックタイプが日本では「カローラスポーツ」と呼ばれる一方、欧州では「カローラハッチバック」と呼ばれています。

 そんななか、欧州市場において今回カローラシリーズは、フロントグリルのメッシュパターンやフォグランプベゼル、アロイホイールのデザインを変更。

 外装の一部を変更したほか、内装面ではインパネ中央のマルチメディアディスプレイのサイズを10.5インチに拡大しています。車載機能の自動アップデート機能や、専用スマホアプリを介した空調機能の操作、キーの解錠・施錠にも対応するということです。

 また、搭載されるハイブリッドシステムについて、1.8リッター+モーターの仕様と2リッター+モーターの仕様それぞれ性能をアップ。

 システム最高出力が1.8リッター仕様で約142馬力、2リッター仕様で約199馬力を実現しています。

 また、カローラハッチバックに設定される「GRスポーツ」グレードもマイナーチェンジを受けます。このグレードは、日本未発売の仕様となります。

 切削加工を施した新デザインの18インチアルミホイールや、新デザインのリアバンパー、アンダーガードなどを採用。内装ではシートデザインなども変更を受けるということです。

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 トヨタは2022年現在、同社のモータースポーツブランド「GR(Gazoo Racing)」を冠したスポーティモデルのひとつとして「GRスポーツ」を展開しています。

 命名規則としては「●●(車種名)GRスポーツ」となり、ベース車にスポーティさを高める内外装や足まわりの特別装備、ボディの強化などが付与されている点が特徴となります。

 ちなみに海外のトヨタ車を見ると、日本にはないGRスポーツ仕様も存在。前述したカローラハッチバックベースのモデルだけでなく、SUV「カローラクロス」ベースやコンパクトカー「ヤリス」ベースのモデルなどもあります。

 それではここで、国内で販売されるGRスポーツ仕様に関するクイズです。

 2022年6月現在ラインナップされる下記GRスポーツ仕様のうち、国内で発売されたのがもっとも古いモデルはどれでしょうか。

【1】ハイラックスGRスポーツ

【2】プリウスPHV GRスポーツ

【3】C-HR GRスポーツ

【4】ランドクルーザーGRスポーツ

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 正解は【2】の「プリウスPHV GRスポーツ」です。

「プリウスPHV GRスポーツ」は2017年9月19日に発売されました。

【1】の「ハイラックスGRスポーツ」は2021年10月8日、【3】の「C-HR GRスポーツ」は2019年10月18日、【4】の「ランドクルーザーGRスポーツ」は2021年8月2日(300シリーズへの全面刷新と同時)に発売されています。